草の実アカデミー主催による講演会「消されなかった戦中の“匿名掲示板”から今を考える」が9月18日14時より雑司ヶ谷地域文化創造館で開催されることがわかった。
今回の主催である「草の実アカデミー」は、マスコミ世論研究所により設立以来40年近く発行されてきた機関紙「百万の声」を前身としており、現在は毎月旬のテーマに沿って有識者による講演会を開催している。なお、草の実とは、権力の側にいない圧倒的大衆のことを指している。
今回は『戦前不敬発言大全』『戦前反戦発言大全』の著者である髙井ホアンが登壇し、「消されなかった戦中の“匿名掲示板”から今を考える」と題して、有名な「実力のある者をドシドシ天皇にすべきだ」などを始めとする戦前戦中の非国民的言論などについて参加者に紹介する。また、本の内容が「戦前のSNS」と良く紹介されるが、まさにSNSなどを中心とした今後の言論環境についても広く話し合っていく回となる。コロナ禍でSNSの存在感がさらに増し、同時に社会の閉塞感が増している今、聞いておきたいテーマと言えるだろう。
講演会「消されなかった戦中の“匿名掲示板”から今を考える」は、9月18日14時より雑司ヶ谷地域文化創造館で開催される。参加するには、フルネームと「9月18日参加」と書いて下記のメールアドレスに送信することで参加できる。500円の資料代が必要となる。
詳細などは下記リンクも参照のこと。
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