藤城孝輔によるNovelJam2018秋参加小説「川の先へ雲は流れ」をオーディオブック化する計画が現在進んでいる。
NovelJam2018秋参加作品の、グランプリへ向けた販売期間も折り返し地点に入っている。各チーム様々な販売戦略が取られている中、波野發作と藤城孝輔を擁するなど破滅派と関わりが深い「チームゴメラ」でも新しい販売戦略が波野發作により編み出された。藤城孝輔の「川の先へ雲は流れ」をオーディオブック化すると言うのだ。
小説をオーディオブックにすると言うことは、NovelJam的には大きな意味合いを持つ。実は、前回NovelJamではグランプリ受賞作品の副賞としてオーディオブック化が行われていた。つまり、今回の「川の先へ雲は流れ」オーディオブック化計画は「副賞」を先取りして販売に取り込む、と言うことになる。この販売戦略はどのような結果をもたらしてくれるのだろうか。現時点では視覚障害者への販路拡大などが考えられそうだ。
『川の先へ雲は流れ』オーディオブック化に向け、本日声優陣による収録(一部)が行われました。オーディオブック化は前回のグランプリ副賞でしたが、先手を打って作る! という波野先生の意表をついた戦略には驚かされるばかりです。チームGOMERAでは他にもいろいろとたくらみが進行中です。#noveljam https://t.co/9wVrZdJMxD
— Kosuke Fujiki (@fujikivich) December 29, 2018
既に計画は進んでおり、12月29日には声優の浅葱春人、神崎綾乃らによる収録(一部)も行われている。完成した際には、小説購入者全員に特典としてプレゼントされるという。オーディオブック化計画の成功とチームゴメラの新たな企画に期待しよう。
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