横浜のニュースパーク(日本新聞博物館)では現在、企画展「南極観測60年―定点観測者としての通信社―」を開催している。

日本が本格的に南極観測に乗り出してから60年以上が過ぎ、また、初代南極観測船「宗谷」が生まれてから80年、白瀬矗が1912年に日本人として初めて南極に到達してから106年となる。日本と南極の関りの中で、通信社は常にこの過酷な大陸の自然を伝え続けてきた。企画展「南極観測60年―定点観測者としての通信社―」では、以前開催された写真展から精選した約60点の写真を展示し、南極の厳しくも美しい自然やそこの生物、そして観測を続ける人間の様子を伝える。

映画「南極物語」で有名な樺太犬タロとジロや、オーロラの写真など、有名な写真も展示される。改めて南極と我々、そしてそれを伝える通信社について考える機会となる企画展になりそうだ。

企画展「南極観測60年―定点観測者としての通信社―」は神奈川県横浜市のニュースパークで、12月24日まで開催される。詳しい情報は下記サイトを参照のこと。