カズオ・イシグロバブルに沸く早川書房の一階カフェ・クリスティは季節によって特別な装いになるのだが、現在は映画『ブレードランナー2049』にあわせて「PKD酒場2017」と銘打たれている。
店内は普通の喫茶店だが、ディックの作品世界を意識したメニューが並ぶ。
まずは青島ビールを飲み、憧れの「うどんヌードル」を注文!
そして、「デッカ丼」にもチャレンジ。今回はカレー味にした。
続いて、ドリンクのご紹介。ジョニー・ウォーカーなどの作品に登場したドリンクもあったが、オリジナル・カクテルに挑戦。
このカクテル、名前が長すぎるので注文しづらい。椎名林檎のアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』ばりに注文しづらかった。
「易経スティック」はご覧の通り、プリッツとポッキーである。また、店の中では作品に関連したレクリエーションが提供されており、ブレードランナー折り紙を楽しむことができる。
さらに、レプリカントのチェックテストシートも提供されるので、一緒に行った人がレプリカントではないかどうか、確認しよう。
以上、『ブレードランナー』好きならかなり楽しめるのではないだろうか。もちろん、料理がそんなにうまいかといえば、はっきり言って普通なのだが、作品の世界を再現した居酒屋というのもなかなかないだろう。店内では楽しそうにSF談義をしている客も見られた。
筆者もレイチェルのように美しい秘書を伴っていけばもう少しフォトジェニックな写真を撮れたのだが、一緒にいったのが普通のおじさんだったので、ここら辺でフォトレポートを終了とさせていただく。
なお、PKD酒場の営業は11/24(金)まで。日・祝おやすみなので、興味のある方は今日か明後日に行こう!
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