デジタルハリウッドと日本出版販売株式会社(日販)が、「書店体験を変えるIoTプロダクト」をテーマとしたハッカソンを2017年1月28・29日の2日間、東京・御茶ノ水のデジタルハリウッド大学で開催する。同ハッカソンでは、新たな「書店体験」を社会に提案するIoTプロダクトを作り出すプロジェクトへの参画を募っており、エンジニア・デザイナーはもちろん、テクノロジー分野未経験でも出版業界の経験者は「プランナー」として参加できる。このハッカソンで生まれた最優秀プロダクトは、実際の店舗に設置され、店舗展開に向けたプロジェクトへ参画できる。IoTテクノロジーを実験に終わらせず、社会実装することまでを目指す、とのこと。定員は40人程度で、参加費は無料。最優秀賞の賞金は10万円。
何よりもまず、
- 「IoTプロダクト」
- 「IoT」は「Internet of Things」の略称で日本語にすると「モノのインターネット」。さまざまな製品が相互にインターネット接続され、情報交換することで、ユーザーに新しい使い方や価値を提供する仕組みのこと。
- 「ハッカソン」
- 「ハッカソン(Hackathon)」は「ハック(Hack)」と「マラソン(Marathon)」を組み合わせた造語で、ソフトウエア開発者が、与えられたテーマに関して、一定期間集中的にプログラムの開発やサービスの考案などの共同作業を行い、その技術やアイデアを競い合う開発イベントの一種のこと。「アイデアソン(Ideathon)」という類語もある。
急速な時代の変遷は、言葉すらも僕を追い抜いていく。ただ単に勉強不足なだけか。要するに新しい書店体験を提案できるような、IT機器やITサービスを開発するためにみんなでアイデアを出し合って競い合おう、ということらしい。確かに現実の書店は次々と姿を消している。すぐに手に入れたい、実物を手に取りたい、新しい出会いを求めたい、など書店ならではのメリットもあるのだろうが、本を買うだけならネットの方が便利だ。わざわざ書店まで行くメリットはない。新たな付加価値がなければ書店はさらに姿を消していくだろう。
テクノロジーはむしろ書店を消す側であったはずだが、書店を復活させることが出来るのか。季節は受験シーズン。受験生に大人気のデジタルハリウッド大学が、あなたの才能を求めている。
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