電子書籍のシェアは増大しつつあるが、手元に置ける紙の雑誌の魅力もまだまだ多くの人を掴んで放さない。今まで通り店頭で販売される雑誌に加え、同じ内容の電子版を両立して販売するなどの方針をとる企業もある。

この様な状況の中で、全国のイオンモール等に出店している書店「未来屋書店」は、12月27日から、店頭で雑誌を買うと同じ雑誌の電子版が無料で付いてくる「デジ増し」サービスを開始した。読者のライフスタイルに合わせ、「家では髪の雑誌を読み、外出先ではスマートフォンやタブレットなどから電子版で同じ雑誌を続けて読む」と言うような活用が可能になる。

サービスの始め方は、購入した雑誌に付属するクーポンコードを未来屋書店の電子書籍販売サイト「mibon電子書籍」に登録しダウンロードするだけであると言う。開始時の対象紙は14紙、対象店舗は32店舗だが、以後サービス対象は拡充されていく予定である。単なる利便性のみならず、これまで電子書籍にあまり関心の無かった人々に、電子書籍に関心を持ってもらうサービスとなるだろう。

「デジ増し」サービスの詳しい情報は下記サイトなどを参照のこと。