2016年6月で開館20周年を迎える福岡市総合図書館が、それを記念して特別企画『貸出冊数予想クイズ』を実施中だ。最も近い数字を当てた応募者には、図書カードや博物館への招待券など、さまざまな景品が用意されている。

福岡市総合図書館は、「図書・映像・文書」を3つの柱に掲げて1996年に開館した市立図書館だ。約194万冊の蔵書を抱えており、多くの福岡市民から知識バンクとして重宝されてきただろうことは想像に難くない。

そこで、過去20年間でどれだけの資料貸出が行われてきたかを当てるのが今回の『貸出冊数予想クイズ』だ。1996年6月29日から2016年6月29日までの合計貸出冊数を予想するもので、応募は1人1回までとなっている。ちなみに、2015年の年間貸出冊数は431万1916冊だった。

景品は以下のとおり。

  1. よかたい賞(3名):図書カード
  2. 博多座賞(1名):博多座10月公演 藤山直美主演「おたふく物語」ペア招待券
  3. 博物鑑賞(5名):福岡市博物館「道楽の世界 – 多彩なる水の趣味文化」ペア招待券

足繁く図書館に通っている利用者であっても、なかなか他人の利用状況までは把握できていないものだ。よく知っているはずの図書館の意外と知られていない一面に迫る良企画といえるだろう。アイディア次第でいろいろな観点からクイズを作れるはずなので、こうした試みが他の図書館にも広がっていけば面白い。

応募期間は7月10日(日)まで。