2016年6月11日(土)、山形市の遊学館(山形県生涯学習センター)で「山形学」に関するフォーラム『文学にみる山形』が開催される。登壇するのは佐伯一麦、小池昌代、池上冬樹といった山形にゆかりのある作家・評論家で、文学を通して山形の魅力を掘り起こす鼎談になる予定だ。

「山形学」は山形県生涯学習文化財団によって主催されている講座であり、その歴史は1990年まで遡ることができる。山形県の地理的特徴や文化的特性を客観的に捉えながら研究・分析していくことが目的だ。27年目となる今年も7月から10月にかけて全5回の山形学講座が開講されるが、今回のフォーラムはそのオリエンテーションのような位置づけとなっている。

地元に根差した文学のあり方を模索している地域は少なくないものの、自治体が率先してこういったイベントを実施している点は特筆に値するだろう。文学を通すことでしか見ることのできない街の姿もあるし、そうして再認識した魅力が再び文学に還元されることもあるはずだ。東京都民からすると羨ましい税金の使い道である。

このフォーラムの参加費は無料だが定員は300名となっており、申し込み〆切は6月4日(土)に迫っている(FAX・メールでの申し込みも可)。山形在住の方や山形出身の方は、ぜひ参加してみてはどうだろうか。