昨年10月に刊行された『トウキョウ下町SFアンソロジー』(発行:Kaguya Books/発売:社会評論社)を記念したトークイベント『桜庭一樹×斧田小夜×大木芙沙子「歴史、テック、そしてSF:下町SFの魅力と可能性」』が1月29日、都内世田谷区代田にある本屋B&Bで開催される。
『トウキョウ下町SFアンソロジー』は、斧田小夜、大木芙沙子、久永実木彦、関元聡、東京ニトロから成る東京の下町エリアを拠点とするSF作家集団「トウキョウ下町SF作家の会」の著書。今作では、大竹竜平「東京ハクビシン」、桜庭一樹「お父さんが再起動する」、関元聡「スミダカワイルカ」、東京ニトロ「総合的な学習の時間(1997+α) 」、大木芙沙子「朝顔にとまる鷹」、笛宮ヱリ子「工場長屋A号棟」、斧田小夜「糸を手繰ると」の7作が収録されたSF短編アンソロジー。装画を久永が描き、装幀を谷脇栗太が手掛けている。
トークイベントには、アンソロジーに作品を寄稿した直木賞作家の桜庭、破滅派同人でもある斧田、大木の三人が出演して特定の地域を舞台にしたSF、東京下町の範囲やイメージと実際の下町のギャップ、新旧の魅力入り混じる下町を舞台にSFを描くことの面白さなどについて鼎談する。イベント後にはサイン会も行われる。
なおイベントはオンラインでも配信されるので、当日都合が合わない人や遠隔地にいる人も気軽に参加可能。詳しくはHPで確認を。
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