あなたを破滅させたあの1冊

もしかしたらもっと違った人生があったかもしれない……

 

 

破滅派同人ならば、おそらく人生が破滅していることでしょう。また、そのきっかけが1冊の本だったりすることでしょう。

このたび、そんなあなたの破滅的読書体験についての赤裸々なレビューを募集することにしました。いかにしてあなたの人生は1冊の書物によって破滅させられたか……思うところは色々おありでしょうが、存分に筆を奮って下さい。

賞金

寄せられたレビューの中から、選考委員高橋文樹が1件のレビューを選びます。当選された方にはAmazonギフト券5,000円分をお送りいたしますので、奮ってご応募ください。発表は3月初旬に行います。

応募に当たっての注意点

  • 選考対象になるのは指定された期間内に投稿された安否情報だけです。この期間より前でも後でも選考の対象とはなりません。
  • 投稿するためにはログインする必要があります。詳しい方法についてはどうすれば投稿できますかをご覧下さい。
  • 投稿には必ずAmazonのリンクを含めるようにしてください。具体的なやり方はAmazonのリンクはどうやって入れたらいいですかをご覧下さい。
  • コメントの有無やTwitter、Facebook、mixiなどの外部の反応も選考の材料とします。投稿された場合は一生懸命宣伝してください。

結果発表(2012/3/7)

mannerさんの『映画狂人日記』に決定いたしました。現在、当選者のコメント待ちです。

選評

1冊の本で破滅する人生というものを考えるにあたって重要になるのは「どれだけその本に影響を受け、その結果どうなったか」という点です。人生がダメになっちゃったというのはよくあることなので、たとえば交通事故なり痴漢冤罪なり原因は様々です。本に限った話ではありません。が、mannerさんの場合は著者の思考方法に影響を受けた結果、大変面倒くさそうになっている状況が活写されており、その点でオリジナリティに溢れていました。

当選者のコメント

「レビューに値しない、なくてはならないモノ」

レビューに値しないけれども、世の中にあって当たり前なモノ。インフラ、家電製品等がそうですが、表現に特化したモノの中にも、そういった性質を持つモノがあっていいんじゃないか。自分にそんなモノを作れるかなんて分かりませんが、最近そんな表現があったら「いいね!」と思う気がします。

そして「映画狂人日記」はレビューに値すると判断できる程度まで、その存在価値は私の中で変わりつつあります。しかし、20代の10年を共に過ごし、連れ添ってきたものですから、今後も仲良くやっていきたい、そう考えています。

最後になりましたが、時間を割いてツイートし、選考していただいた高橋選考委員に改めてお礼を申し上げます。このたびは本当にありがとうございました。

manner

※送られてきたメールを一部抜粋して掲載しました。意外と言っては失礼かもしれませんが、高い志をお持ちですね。