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犬鷲 萩原蔵王(著)

その山村には犬鷲の親子が棲んでいた。あまりの珍しさに将軍が来るほどだったが、村の猟師たちは獲物を奪う犬鷲たちを嫌っていた。ある日、とうとう我慢のできなくなった猟師の一人が父鷲の羽翅を撃った。怪我を負った父鷲は巣に帰ってそのまま眠りについた。しかし、父鷲の羽翅から垂れた血が子鷲の口に偶然落ちて了って──。

  1. 完結済み ( 2026 年 2 月 15 日 〜 2026 年 2 月 15 日 )
  2. 1 作品収録
  3. 1,343文字(400字詰原稿用紙4枚)

Authors & Editors 執筆者一覧

萩原蔵王

萩原蔵王 著者

平成二十三年(二〇一一年)茨城県古河市生まれ。卯年水瓶座。主に純文学・歴史小説を執筆。十歳で句作に耽り中学時代に夏目漱石「坊ちゃん」より文学傾倒。小説では夏目漱石・芥川龍之介・中島敦・森鴎外などを読み、俳諧は飯田龍太・夏井いつき、短歌では正岡子規・石川啄木を敬愛、十五歳で詩作を始め三好達治に影響を受けた。現在中学三年生。弟に宮國凛斗がいる。
・作品・
小説
『旅順』*
『倫敦讃歌』
『世相』*
『鹿打』*
『犬鷲』*
『画伯と名工』
『仙石先生』*
『五十三次附噺』
『妙な話』*
『坑夫』*
『春秋十国記』
『二月日記』
『清原良人』
『九篇風変』*
『風信子』
『素戔嗚尊』*
*──作品集「榾火」収録作品
詩集
『明闇の潮』──七十七篇
*収録詩篇*
造花に歌う/おもひで/大人になつてゆく吾々に……/折節/哀しき森
『或る群衆』──十八篇
*収録詩篇なし*
『榲桲』──三十四篇
*収録詩篇*
虚像/あばらや/骨牌

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