丘を駆け上がると暗がりの中にボンヤリとねじ曲がった柘榴の木が見え、その傍に人影もありました。遠目からでも父だと私は確信して呼んだんです。しかし、父は振り返りもせず、ただ柘榴の傍らで揺れているだけ…
夜に怯える女の子は、今日も葵さんの布団の中で眠ります。 初投稿です。よろしくお願いします。
ー挿花に自身の出生を重ねる若菜は、花器の中へ自己存在を再定義するー 「心は巧みな華道家です。私の認識を目の前に挿けるのですから」 「心が華道家であるのなら、この世は空虚な花器のようですね」 …
人生逆噴射文学賞の縁で、破滅派にもチャレンジしてみました。 なお、この物語はフィクションであり、実在の事件、人物とは一切関係ありません。
セブンイレブンの公衆電話前でうずくまる、胸の薄い女。出会って5秒でキスをした俺たちは、あの夜から狂おしい時間を駆け抜けた。永ちゃんの歌声と煙草の煙に包まれながら、俺と仲間と女は朝まで眠った。目覚…
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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