大木芙沙子によるSF短編小説「二十七番目の月」が12月24日、VGプラス(バゴプラ)が主宰するオンラインSF誌「Kaguya Planet」で12月の先行公開作品として配信が開始された。

大木は2021年5月に、Kaguya PlanetでSF短編小説「かわいいハミー」を発表。あるヒューマノイドを描いた同作は、先行公開中も一般公開後も多数の反響があり、第42回日本SF大賞にもエントリーされた作品。

Kaguya Planetは2020年12月に活動を開始し、この12月で2周年となる。そして2021年12月に開催したKaguya Planetの「アンコールアンケート」では、大木が一番推したい書き手として多数の票が入った。記念すべき月の作品として今回、大木がその期待に応える。カバーデザインは梅野克晃氏が手がけている。

なお、月額500円で会員登録をすると、約一ヶ月の先行公開期間に読むことができる。年の瀬に読んでみてはいかがだろうか。