2022年も始めから、破滅派同人による新たな試みが行われている。破滅派同人の牧野楠葉と多宇加世が文芸ユニット『B.O.Y』を結成し、新たな文芸活動を始めている。
過去を振り返れば、牧野楠葉は『フェイク広告の巨匠』を出版し、多宇加世は第一詩集『さびていしょうるの喃語』を出版するなど、昨年に新たな一歩をそれぞれ踏み出していた二人。そんな二人が、1月3日に文芸ユニット『B.O.Y』(ボ・ー・イ)を結成し、サイトを公開した。アドレスにも『makinokayo』とメッセージが込められている。
多宇加世×牧野楠葉の創作ユニット『B.O.Y』の第一弾、お題《はじまりはじまり》の文芸コラボが完成しました!https://t.co/Yq6KVypokg
詩・小説・短歌をお正月にお楽しみください! pic.twitter.com/i070FPlWy8— 牧野楠葉『フェイク広告の巨匠』(幻冬舎)発売中!! (@linguametallic) January 3, 2022
牧野楠葉×多宇加世の文芸ユニット『B.O.Y』が作りました第一弾、お題「はじまりはじまり」どうぞご覧ください。詩と小説と短歌です。https://t.co/LyOg6pS2gJ
— 多宇加世 (@tau_kayo) January 3, 2022
現在は第一作となる『はじまりはじまり』と題された作品及び編集後記が公開されている。『はじまりはじまり』は、小説と誌、二人の持ち合わせるそれぞれの分野が融合した作品となっている。創作ユニット『B.O.Y』は隔月で作品を発表していく予定で、次は3月に作品が公開されるとのことである。是非、破滅派同人同士の新たな試みを見守りたい。今年も破滅派同人から目が離せない。
また、牧野は1月19日に阿佐ヶ谷ロフトAにて開催される「時事キャッチVol.23 “愛と性愛を軸に世相をキャッチする”」にゲスト出演する予定である。こちらも是非見ておきたい。
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