2017年4月に創業110周年を迎えるフレーベル館が、それを記念し「ものがたり新人賞」を新設する。小学校中学年~高学年を対象とした日本語の児童文学作品を公募するもので、大賞作品は単行本化が約束されている(副賞50万円)。
フレーベル館といえば、やなせたかしの『アンパンマン』シリーズや90年代に一世を風靡した『ウォーリーをさがせ』シリーズなどで知られる出版社だ。絵本・児童書中心の出版社として確固たる地位を築いているが、自社で公募新人賞を開催するのは今回が初となる。
同賞のウェブサイトによれば、<未来をひらく子どもたちのために、「知」と「感性」を育むフレッシュな作品>を望んでいるとのことだ。肝煎りの新人賞ということで、選考委員にも石井睦美、高楼方子、山本省三と錚々たる顔ぶれが並ぶ。規定枚数は60~240枚とかなり自由度が高いので、腕に自信のある人はぜひ応募してみよう。
〆切は9月8日(金)当日消印有効。ほか、細かい規定については下記リンクを参照されたい。
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