自分から殴れば罪だが、相手から殴れば罪ではない。
前作「飴お兄さん」の外伝です。 ある日飴お兄さんは友達のいちごちゃんと出会う。だがお兄さんはある悩みを持っていて……。
第六話。牛宮楠雄はついに人ではなくなる。(残虐表現が含まれるのでご注意下さい)
闇が見える。闇がいる。闇がある。死が近い。
私小説。僕は、ある夏の終わり、帰り道で小学校からの関係で、今は高校が別になった親友が居た。だが彼の隣には僕の知らない友達が居た。 ついに彼は振り返ってはくれない。僕はそれを身勝手な気持ちで発散…
今更気付いてももう遅くて、どうにもならないような事がある。
雷が鳴って。雷が鳴って。何か壊れて。また壊れる。
第五話。牛宮楠雄は西馬琴葉の家を訪れる。
自分と彼女の距離が近過ぎて、彼女に気付けなかった、灯台下暗し的な小説。
クーラーが効いていない教室から、元気なサッカー部の声が聞こえる。
どうにもならない物をよく人は嫌うのですね。例えばもうどうにもならない現実やら、自分の才能やら。そんな物は誰でも嫌いでしょ?
雨が降ってしまえば、全てが消える。そんな事を思ってしまう事がある。
こんなこと書いておいてあれですが、実は関ヶ原自体は見てません
白鳥類は、人の感情の爆発について語る。そしてその解決方法について。
今ここで綱で繋がっている全ての人へ。幸あらん事を。
猛烈にしんどくなって書き上げました。
第四話。西馬琴葉は、これまでの彼女の人生を語り始める。
白鳥類は、人間は一人の力で生きているのではないと語る。