破滅派同人の高橋です。 3/11に東関東大震災が発生しました。被災された方には心よりお見舞い申しあげます。

破滅派はオンライン文芸誌ですので、同人諸氏の居住地も全国に広がっています。何人かの同人とは安否確認が取れましたが、全員とは取れていません。もし無事だよという方がいらっしゃったら、お気軽にコメント欄へご記入ください。幸いというか不謹慎というか、ブログの名前も安否情報ですし。

さて、破滅派同人の月形与三郎さんは仙台在住で、震災翌日たまたま電話で連絡が取れましたので、そのことについて少しばかり綴りたいと思います。

地震発生当時、東京在住で自宅勤務にいた僕はあまり危機感を抱きませんでした。飼っている犬があまりにも怯えるので外に避難はしましたが、少し犬の散歩をして家に戻り、TVの前に寝転がりました。その後、しばらくの間はWebやTVや新聞といったメディアから膨大な情報を摂取して、少しずつ傷つきながら漫然と一日ばかり過ごしました。被災されていないみなさんの多くはそうした時間を過ごしたかもしれません。

夜になり、被害の全容が明らかになるにつれ、知り合いの誰かが被害にあったのではないかと思うようになりました。破滅派同人の皆さんはわりと出身地を適当に書いたりするので、誰が被災したかというのはすぐに思いつかなかったりするのですが、同人の月形与三郎さんだけは手紙でのやりとりが主だったため、仙台在住だということを思い出しました。

東京都内でさえ電話が繋がらなかったので、もちろん月形さんにはなかなか繋がらなかったのですが、土曜日の夜に繋がりました。元気そうでした。

月形さんは青葉区在住で、身の回りの被害は少ないそうでした。食料等も問題ないそうです。月形さんは町内会の水を守るために愚連隊を威嚇したり、ろうそくの光でカズオ・イシグロの「私を離さないで」を読んだり、楽しそうです。ヒップホップのラッパー兄ちゃん達が「手をつないで歌いましょう!」と元気づけてくれる中、「こんなときだからこそレディー・ガガを聞きたい」と毒づいて笑いを取っているとか。

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他にも破滅派の海外展開や、月形さんが英語で書いた小説の今後についても話し合いました。現在は郵便が壊滅的な状態ですので原稿のやりとりも難しいですが、ひと月もしたら徐々に交流もできるようになるでしょう。いまは電話で消息を確かめ合うぐらいしか出来ませんが。

もちろん、月形さんは仙台在住ですから不幸もあったでしょうが、それについてはここで書いてもしょうがないので書きません。こういうとき何を書くべきかというのはとても難しい問題です。

このような大災害ですから、直接的に被災された方ももちろんのこと、間接的に傷ついた方も多かったのではないかと思います。そんな中で破滅派が何をできるかはわかりませんが、とりあえずできることをやっていこうと思います。

それではまとまりませんが、この辺で。もし東北在住の破滅派読者・同人で無事だよという方がいらっしゃったら、お気軽にコメントください。