2019年5月から2020年3月にかけて隔月開催された破滅派合評会のグランプリが決定いたしました。

年間グランプリはJuan.Bに決定しました。

初めての単著『戦前反戦発言大全』『戦前不敬発言大全』を上梓したモチベーションを保ち、見事グランプリに輝きました。

2位は前年度覇者の大猫さん、3位は前前年度覇者のFujikiさんです。

2019年度のお題は下記の通り。

スコア

年間を通してのスコアは下記Googleスプレッドシートでご覧いただけます。

スプレッドシート

これまでは年間のスコアの合算でしたが、本年度より以下の傾斜配点を追加しました。

  1. 皆勤賞はプラス5%
  2. 前年度王者は-20%、前前年度王者は-10%のハンデを追う

総評

以下、破滅派編集長としての雑感です。

  • 皆勤賞の人の方が平均得点は高くなる傾向があります。4回参加と5回参加で実力が拮抗している場合、覆せないほどの差が開いてしまうので、引き続き配点ルールは検証していきます。
  • 参加数の多い人ほど平均点が高いです。これは「馴れ合い」というより、単にモチベーションの高い人の方がちゃんとした作品を書くためだと思われます。初参加でその後参加しなくなった人は、ローコンテキストというか、「なぜその作品がこのテーマに対して出されたのか」ということに対する納得感が低い傾向にありました。平たくいうと、「え、誰? なに?」という読後感が点数を下げます。したがって次回以降参加しなくなります。
  • 通年で見ると、出し続けている人は点数が上がっていく傾向にあります。
  • スポット参加の方でも、技術的にレベルの高い人は平均点が25点以上になりました。これはなにがしかの意味があると思われます。

 

それでは、本年度もオンラインを中心に開催されていますので、奮ってご参加ください。次回の締め切りは7/20です。お題は「Uber Eats」です。