書肆侃侃房が主催する「第6回ことばと新人賞」が発表され、受賞作は「該当なし」となった。佳作に井村日出夫「教室教室」、福原悠介「何もない部屋」の二作が選ばれた。
「ことばと新人賞」は、書肆侃侃房が刊行する文学ムック「ことばと」の公募文学賞。受賞作はムックに掲載の上、単行本化される。
今回の応募作品数は273作で、最終候補作には佳作のほか、那須湧紀「光学的逆行再現」、 灰原南「ラン・ライク・ア・ガール」、春野菜魚「朝の生成」の五作が残っていた。
8月8日にことばと編集長の佐々木敦、選考委員の江國香織、滝口悠生、豊﨑由美、山下澄人による選考会が行われた。
なお、10月刊行予定の「ことばとvol.8」に佳作および最終選考会の討議、受賞のことばが掲載される。
また、書肆侃侃房が運営する「web侃づめ」で最終選考会で挙がった候補作(佳作を除く)を掲載予定。
コメント Facebookコメントが利用できます