11月23日に開催される第三十三回文学フリマ東京。気になる破滅派の動向や如何に?

今回の文フリ東京では、破滅派はイ-01にブースを展開する。イ列は、一般来場口から入って右方向にずっと進んだ地点にある。

そして今回発売される、「紙の破滅派」のテーマは、『追悼・山谷感人』である。コロナウイルスなどまだまだ様々な問題がある中で、なぜこの特集になったのか?追悼とは何か、彼は死んだのか?そもそもこの表紙の山谷という男は誰なんだ?それは読めば分る。山谷という男の存在感はそれほどまでに大きなものであった。この名物男を追悼するために、破滅派のメンバーも総結集した。気になる目次は以下の通り。

創作やエセーに加え、山谷感人という男の人なりについて良く知る事が出来る記事が満載である。また、『フェイク広告の巨匠』の著者である牧野楠葉が、特別インタビューを寄稿した。様々な問題を乗り越えての執念のインタビューである。目次からして不穏な雰囲気が漂うが、是非当日楽しみにお買い求めの上お読み頂きたい。山谷、破滅派、オムツと、新たな世界に目覚めるだろう。

また、高橋文樹の幻の名作『アウレリャーノがやってくる』の先行販売なども行われる。破滅派の原点を描いたこの作品が、再び破滅派の新たな節目の象徴となる。会場には破滅派同人も参加予定である。誰と会場で会えるか、こちらも楽しみにしてほしい。他にも、破滅派同人が参加している他文芸誌もそれぞれのブースで販売される予定なので、是非当日までにチェックを済ませておこう。

今回の文フリも成功することを祈りつつ、11月23日を待ちたい。第三十三回文学フリマ東京は、11月23日に東京流通センター・第一展示場で開催。下記サイトなども参照のこと。