丸善池袋店では、2017年9月5日より「ハヤシルートート」セットを販売中だ。これは丸善ジュンク堂書店が手がける洋食缶詰「新厨房楽」のハヤシ缶とROOTOTEのトートバッグとのコラボレーション商品で、数量はわずか30セット限定となっている。

今回のコラボレーションは、9月8日の「ハヤシの日」にあわせて企画されたものだ。一説によるとハヤシライスの始祖は丸善創業者・早矢仕有的だとされており、その誕生日が9月8日であることから昨年「ハヤシの日」に制定された。それを機にレトルトパック版も新発売されたが、読書好きからの関心は非常に高いらしく、その際のはめにゅーの記事は1年が経った今でも安定したアクセスを記録しているほどだ。

丸善ジュンク堂への反響も大きかったのだろう、今年もハヤシの日の特別企画が複数用意されている。その最大の目玉が、このハヤシルートートだといえる。セット内容は、トートバッグ専門ブランドであるROOTOTEが今回のために用意した限定デザイントートバッグと、新厨房楽のハヤシ缶レトルト3個となっている。値段は4,000円と一見高額だが、ハヤシ缶は1缶1,300円するので、実はかなりお買い得である。

トートバッグのデザインには、ハヤシの日のメインロゴである早矢仕有的のイラストが使用された。今のところ池袋店でしか入手できない限定商品となっているので、丸善ファンはぜひとも手に入れておきたい。

そのほか、9月8日当日にはカフェを併設している各店(丸の内本店、日本橋店、ラゾーナ川崎店、京橋本店)で早矢仕ライス(ハヤシライス)を特別割引価格で食べることができる。池袋店では割引はないが、早矢仕ライスを注文するとワンドリンクがサービスされる。さらに、新厨房楽の缶詰またはレトルトの購入者にはMARUZENロゴ入りの蛍光ペンもプレゼントされる。

日頃はカレーの陰に隠れがちなハヤシライスだが、年に一度のハヤシの日ぐらいは元祖ハヤシライスを思う存分に味わってみてはいかがだろうか。