コラムニストとして知られる唐沢俊一が、9月24日、自宅で心臓発作により死去した。66歳だった。弟で漫画家の唐沢なをきがX上で明らかにした。

北海道出身。学生時代からアニメファンや古書収集家としての活動を行う。1990年に『ようこそ、カラサワ薬局へ』で単行本デビューを果たし、92年には「と学会」の発起に参加して運営委員を務めた。サブカルチャーや古書についての著述を長年行い、テレビ番組「トリビアの泉~素晴らしきムダ知識~」のスーパーバイザーも務めていた。

弟で漫画家の唐沢なをきはXの自身のアカウントで、唐沢俊一の死について、孤独死状態であったこと、また20年以上絶縁状態であったことを伝えている。