埼玉県川越市の川越市立博物館では11月25日まで、川越とサツマイモの深い関係を探る企画展「川越とサツマイモ」を開催している。

川越の名物と言えば一つは「時の鐘」、もう一つはサツマイモである。川越土産と言えば芋菓子が親しまれており、また川越市の公式キャラクター「ときも」を見ても一目で分かる通り、川越の人々の生活にはサツマイモが深く関わってきた。サツマイモは元々は救荒作物として江戸時代に広まり、中でも旧川越藩領は一大産地となった。舟運を通じて川越のイモは江戸に運ばれ、川越のサツマイモは広く天下に知れ渡った。

企画展「川越とサツマイモ」は、そんな川越とサツマイモの深い関係と歴史を、豊富な資料から探っていく。2018年は川越イモの主要品種「紅赤」の発見から120年の節目ともなっており、改めてサツマイモの偉大さに思いを馳せられる企画展となりそうだ。

開催期間中は、展示に関連する講演会や野外教室も開催される。また期間中の10月20日・21日は川越まつりの開催日でもある。良い観光の機会となりそうだ。

企画展「川越とサツマイモ」は川越市立博物館で11月25日まで開催される。詳しい情報は下記サイトを参照のこと。