大塚聰『世界マスコットキャラ大図鑑』がこの度パブリブより発売されることがわかった。

2025年7月に髙井ホアン著『反日アニメUSA』を刊行するなどしている有名出版社パブリブだが、今回、世界のあらゆるジャンルのマスコットキャラクターが大集合した一冊『世界マスコットキャラ大図鑑』が出版される。副題は『コミカル・シンボリカル・アイコニカル』。著者はアニメーション作家の大塚聰である。

日本の各地でご当地ゆるキャラなどが数多く活躍しているが、それは世界でも同じである。その国でしか展開していないファーストフード店や、シリアル、乳製品等のマスコットキャラといった、日本では全く知られていないご当地・限定キャラクターが世界にひしめき合っている。さらに果たしてキャラクター化した方がよいのか分からないような分野にまで、マスコットが存在している場合もある。『世界マスコットキャラ大図鑑』では、そんな世界のマスコットキャラクターを、87カ国・458キャラクターも収録し紹介していく。

ファーストフードチェーン・シリアル・乳製品・警察・交通安全・コロナウィルス対策・宝くじ・地方自治体・献血・郵便貯金・教育番組・性病・農業組合・遊園地・学習雑誌・スーパー・スポーツチーム・サッカークラブ等

ガソリンスタンドの計量器・爆発・県境・血液・梅毒・奥歯・ウニ・投票箱等、キャラ化するにはかなり無理があるものも!

世界のありとあらゆるマスコットキャラクターをその生い立ちから紹介し、メーカーやデザイナー制作者、背景などの解説や、現地語表記など詳しいスペック表も載せている。また、マスコットキャラクターを取り巻く様々な事柄に関するコラムも掲載される。マスコットとは、キャラクターとは何なのか、是非読みながら考えたい。

大塚聰『世界マスコットキャラ大図鑑』は2025年9月上旬より全国書店、ネット通販などで発売されるとみられる。224ページで、価格は2300円+税。