朕は朕は朕は朕は朕は

 

あたたかい季節は決まる失踪衝動、お気にいりのこの黄色いリュックサックを収納棚より選びぬき、これを背負えばわたしは初春だろうが極寒あの能登半島ーー

さやけき月の下あの防波堤あの磯へ白く炸裂するあの日本海の、あのあたたかく漆黒色に渦巻いて脈動は滞るをまるで知らないやさしい虚無へ向かいアコギ1丁で野獣より『諦念プシガンガ』を吼える旅にしたい。