11月9日、文学フリマ破滅派ブースにご来場の皆様、本当にありがとうございました。お買い上げの方、どうぞ、ゆっくり読んでみてください!
個人的には、『雲上』の方と少しお話できたり、ゼロアカ道場の白熱っぷりを感じたり、ネット上でしか会話を交わしたことのない高校生同人と面識を持てたりと、大いに刺激的な一日でした。
文を作る、それに直接触れる。文学フリマはそんな直接性が感じられる場でした。なんだか、直接請求権を持つ地方自治が国政と対置されることと関連付けたくなります。
文学フリマの熱気は、前長野県知事田中康夫の車座集会の熱気みたいなもの、といったところでしょうか。
そうしたならば、地方分権化が長期タームで進むであろうと思われる昨今の風潮は、また、文学フリマ的直接性が受け入れられていく今後を期待させます。
面白い読み手であり、面白い書き手でありたい、そう願います。
手嶋淳
潮 ゲスト | 2008-11-12 01:26
目の前で、お金を出して、『破滅派』を買ってくれるのを見るのは、何やら感動的な感じだったな。だって三島由紀夫の文庫本は500円もしないで買えるんだもの!そこであえて『破滅派』を買ってもらえるのは嬉しいことです。