5月11日、文学フリマにて破滅派二号を発表できたこと、一執筆者として感謝です。

破滅派ブースにご来場いただいた皆様、ご購入いただいた皆様に多謝!!

ところで皆々様、本気で良い小説とは一体どんな体を為しているのでしょうか?

人生の風雪、破滅の閃光、秩序の変態、萌えあがるキャラクター、二十一世紀的光化学スモッグ、かと言って明朗な素話……

抽象の滝壺で、ぼんやりとした不安ならぬ理想ばかりが圧し掛かり、諸々、解き解せた例がありません。

「本当に良い小説」の顕現に遭遇したことがないのは単に読書量が足りないのでしょうか?

かと言って「本当に良い小説」を顕現させたいと思うのはおこがましい話ですけど。 

或いは誰か、「本当に良い小説」を教えてください。

或いは、「本当に良い小説の読み方」を教えてください。

一応、小説は好きなんです。 

というワケで、これからも、小説を読み、小説を書いていきたいと思います。

5月11日、そんな気持ちを新たに致しました。

手嶋淳