主人公聡子は55歳の専業主婦、夫の明は58歳の勤務医。二人の間に会話はほとんどない。二人が一緒に過ごす唯一の時間である食事の間も夫の目はテレビと新聞に向けられている。そんな夫と会話をしたいと聡子が話しかけてもそっけない単語が帰ってくるだけ。徐々に聡子の心が夫に対して耐性を得る。あれだけ夫と話したいと思っていたのに。「話して」を望んだ心が「離して」へと変化していく。
アイデア名: 話して、 はなして、 離して…
Actions
このアイデアを……
まだ誰もストックしていません! 早いもの勝ち!