11月23日に開催される第41回文学フリマ東京に向け、破滅派の動きも慌ただしい。

文学フリマ東京に関しては近年、入場料の有料化や、会場が東京ビッグサイトに変更になるなど、運営側も大きな転換期を迎えている。東京ビッグサイトの南1-4ホールという広大な空間に約3800のブースが並ぶ一大文学イベントとなったこともあり、普段から文学フリマに慣れているつもりの方も、改めてサイトを確認してしっかり予習しておきたい。

破滅派の会場での位置はW31-32である。すでにお伝えの通り、紙の破滅派Vol.23は『AIをリライトする』と題し、AIが書いた作品を人間がリライトして対決するという内容となっている。

当日は破滅派同人もブースに立ち、高橋文樹『アウレリャーノがやってくる』や、佐川恭一『シン・サークルクラッシャー麻紀』、斧田小夜『ギークに銃はいらない』、そして新刊の『ほろほろ落花生全集』など出版社・破滅派としての販売も行われる予定である。また、破滅派のブース以外でも、破滅は同人が関わるサークルなどが存在する。Xなどでの告知によれば、曾根崎十三は「うちゅうのわくせい」(W-33)で参加する。また、波野發作は「オルタニア」(あ-14)で参加する。虹乃ノランは「ハミング研究所」(R-45)で参加する。他にも是非最新動向をチェックしたい。

今回の文フリも成功することを祈りつつ、11月23日を待ちたい。文学フリマ東京41は、11月23日に東京ビッグサイト南1-4ホールで開催される。開場は12時から17時まで、入場料は千円。詳しい情報は、下記サイトなども参照のこと。