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REFLECTION 加藤那奈(著)

少女たちは独り言のように囁きます。
その声は歪な鏡に反射して、彼女たちの世界を虚構に包み込んでゆく。
虚構が彼女たちを語り出す。
(2022~2025年)

  1. 完結済み ( 2025 年 1 月 5 日 〜 2025 年 4 月 18 日 )
  2. 6 作品収録
  3. 122,097文字(400字詰原稿用紙306枚)

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加藤那奈

加藤那奈 著者

愛知県出身
東京の美術大学を卒業。

言葉の綴られた本に興味があります。本であれば電子でも紙でもかまいません。だからといって読書家ではありません。
ドナルド・バーセルミ、スティーヴン・ミルハウザー、スティーヴ・エリクソンでアメリカ現代文学に関心を持ちました。マルケスの長編に戸惑いながらも惹かれてしまいます。でも、文学はよくわかりません。
古典的なSFやミステリには魅力を感じます。しかし、SFやミステリのファンというわけではありません。
虚構を紡ぎます。

Works 収録作一覧

  1. 加藤那奈

    1. 高層ビルの少女について

    • 小説
    • 20,208文字
    • 2025 年 1 月 5 日公開

    高層ビルに立つ少女とその噂についてお話ししたいと思います……。(2022年)

  2. 加藤那奈

    2. 黒いワンピース

    • 小説
    • 20,056文字
    • 2025 年 1 月 8 日公開

    少女と母と猫、そして祖父と人形。
    (2023年)

  3. 加藤那奈

    3. 私を着る

    • 小説
    • 20,382文字
    • 2025 年 1 月 27 日公開

    制服を着る/私を着る
    制服を脱ぐ/私を脱ぐ
    誰かが誰かに恋をしている。
    (2025年)

  4. 加藤那奈

    4. 少女は儚く消えてゆく

    • 小説
    • 19,755文字
    • 2025 年 2 月 27 日公開

    夢の中の私はいつも少女なのです。
    ・・
    ああ、そうだ。この子いったい誰だろう。
    わたしは、あまりに素朴な疑問を忘れていたことに苦笑する。
    (2025年)

  5. 加藤那奈

    5. ファインダーを覗く

    • 小説
    • 20,548文字
    • 2025 年 4 月 11 日公開

    腕をまっすぐ伸ばし、シャッターボタンを押す。
    別の景色が画面に貼り付く。
    薄っぺらい世界が、0と1で書き留められる。
    待ち合わせ時間まで後2分くらい。
    (2025年)

  6. 加藤那奈

    6. 時、あるいは時間

    • 小説
    • 21,148文字
    • 2025 年 4 月 18 日公開

    タッタッタッタッ、と、足音に合わせて呼吸を整える。
    ハッハッハッハッ、と、口から息を吐く。
    景色が変われば、人も変わる。
    時間が違えば別人だ。もちろんそれは私も同様。
    (2025年)

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