第54回佐賀県文学賞の応募要項が発表された。例年どおり今回も、一般の部とジュニアの部でそれぞれ小説、随筆、詩など6部門ずつが設けられている。ジュニアの部はすでに応募期間がはじまっており、一般の部は7月15日(金)から受付開始となる。
佐賀県文学賞は県内在住または在勤・在学者を対象とした文学賞で、全国に数あるローカル文学賞の中でもとりわけ長い歴史をもつことで知られている。賞金等は特にないが、入賞作をまとめた作品集が毎回発売されており、優秀な小説については九州芸術祭の佐賀県代表作品にもなる。佐賀のアマチュア文士にとっては登竜門的立ち位置の文学賞だといえるだろう。
各部門の応募規定は以下のとおり。
一般の部
2016年7月15日(金) ~8月31日(水) |
ジュニアの部
2016年6月24日(金) ~8月10日(水) |
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小説 | 55~60枚 | 20枚以内 |
随筆 | 5枚 | 3枚以内 |
詩 | 3編以内(1編1~3枚) | 2編以内(1編1~3枚程度) |
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短歌 | 5首 | 3首 |
俳句 | 5句 | 3句 |
川柳 | 5句 | 3句 |
注意したいのは応募期間だ。世の多くの文学賞では、前回の〆切を過ぎるとすぐに最新回の募集がはじまるが、佐賀県文学賞は応募期間が1ヶ月半ほどと短く設定されている。この賞を狙う場合には、タイミングを逃さないように気をつけたい。
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