かに三匹『珍アニメ大全 宗教・人権・反戦・広報・防災・防犯・交通安全』がパブリブより2026年1月に発売 あらゆる分野の特殊アニメが集合が、パブリブより1月に発売されることがわかった。
2025年7月に「珍アニメ完全解説」シリーズVol.3として髙井ホアン著『反日アニメUSA』を刊行するなどしている有名出版社パブリブだが、他にも様々な漫画・アニメに関する書籍を手掛けている。今回、「珍アニメ完全解説」シリーズのVol.4として『珍アニメ大全 宗教・人権・反戦・広報・防災・防犯・交通安全』が刊行されることとなった。著者は、様々な珍アニメを収集紹介しており2017年には同社より『韓国アニメ大全』も刊行している、珍アニメコレクターのかに三匹である。
パブリブでは、これまでも様々なアニメに関する書籍を刊行してきた。今回出版される『珍アニメ大全 宗教・人権・反戦・広報・防災・防犯・交通安全』は、我々がテレビや配信で目にするのとは全く異なった、特殊と言ってよい目的で視聴されるアニメ130作品を紹介する書籍となる。これまでもかに三匹は様々なイベントや同人誌でこれらのアニメを紹介するなどしてきたが、本書はその集大成かつ網羅と言える書籍となるだろう。
・麻原の超能力を取り上げた信者向け『超越世界』
・このアニメで献血の歴史や仕組みがよくわかる『アニメ成分献血入門』
・同和地区の差別問題をソリッドに描いた『ネバーギブアップ』
・外見で差別することはいけないんだと啓発する『はげ』
・旧統一教会初女性伝道師奮戦描く『炎の伝道師 松本道子の奮戦記』
・海外での防犯意識を高める『怪盗ガリーの日本人攻略法!』
・中沢啓治原作の傑作広島アニメ『黒い雨にうたれて』
・可愛いキャラクターに実践的な誘拐防止内容『小学生の誘拐防止』
・学生の恋愛要素も絡めながら裁判員制度を学ぼう『ぼくらの裁判員物語』
・紀子さまご結婚記念スペシャル内で放送された『平成のシンデレラ紀子さま物語』
これら130作品について、詳細な解説やあらすじ、スペックなどが掲載される。またこれらのアニメに関連する解説コラムもある。タイトルにある通り、公共団体や宗教団体、あるいは社会運動などにより作られたアニメが多いが、それらは一般的なアニメの手法・文法と異なって製作されることも多く、とても刺激のある視聴体験となることは間違いない。視聴の友として、是非読んでおきたい一冊だ。
また、著者のかに三匹は定期的に各所で、こうしたアニメなどについて語るイベントも開催しているので、是非それにも参加するのも良いだろう。筆者もこれまで多くのイベントに参加しているが、毎回新しい発見がありとても面白い。1月にはこの様なイベントもあり著者・筆者共に参加するので、是非この新刊を片手に参加していただきたい。
かに三匹『珍アニメ大全 宗教・人権・反戦・広報・防災・防犯・交通安全』は、2026年1月上旬より全国書店、Amazonなどで発売されるとみられる。192ページで、価格は2300円+税。詳しい情報は下記リンクも参照のこと。


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