佐川恭一による短編「ある唾液フェチの半生」が発売中の文芸誌「小説新潮」2025年3月号に掲載されている。
3月号の特集は「ねばねば、とろり」と題されており、粘液質な作品が数多く掲載されている。その中で、佐川恭一の短編「ある唾液フェチの半生」が掲載された。扉絵はオオタガキフミが担当した。
タイトルの時点でかなり粘液質さがうかがえるが、佐川は自身のXで「担当編集様の寛大すぎる心のもとフルスイング」したと語っており、作品の内容がどれほどのものなのか、読む前から期待は大きい。他にも多くの作家による粘液質な作品や、連載が掲載されているので、是非読みたい。
佐川恭一は3月26日に新刊『学歴狂の詩』の発売も控えている。こちらも是非合わせて読みたい。今後とも佐川恭一の活躍に期待である。
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