初めましてでもないのかな? 既に複数作投稿し、特にこれといった反響もなく好き勝手書き続けているおっさんです。

人はものを感じ取る速さに比して、それを言語化し、上手く表現するまでに相当数の時間を要すると私は思います。

ましてその直感と呼ばれるものの正しさを証明するとなれば、更なる時間が必要なのではないでしょうか? ここに誤解が生まれ、慎重さが生まれます。

ギャルを口説くために若者が使うトークにその慎重さは、ない。あるのは正しい表現かどうかという価値の審査を通過した言葉ではなく、目的のために抜かりなく詰め込む言葉と、頭の中の計算があるのみです。

そういう系統のものでワハハワハハと笑う読み手向きの文章では、私の作品はありません。

私はイカれた芸術家を律儀に真面目に計算し、演じている。それが小利口で不良に成りきれない世のおじさん勢に共感を呼ぶこともあるのではないか? と想像します。

本物の不良であり、本物の芸術家であり、そういうものになりたいか? またそう言う相手に読まれたいか? 答えは、ノンノン。正気を保ちて狂気の世界を夢想し、その実強かに真面目に生きようとする。そういった、なれず者にこそ、私の詩を読んで貰いたいし、聴いて貰いたい。

また、私はこう言う物語を頭の中ででっち上げます。

自分と同じ精神病院に同意なく入れられた、浮かばれなき男の子がいる。私はその男の子のためにこそ歌いたい、と。私がネットの画面上で一所懸命悪態をつき、悪ふざけをし、世の中に喧嘩を売りまくっている。それを見て喜ぶのが浮かばれなき男の子。まるで、ある日の私のような。私はその子が私が世の中に悪態をつくほどに喜んでいると思い込むと、その子のために自分が良いことをやっているかのように思えて大はしゃぎ。まるで私は弱い人間の味方であるかとでもいうようなヒロイズムを抱え、叩かれても叩かれても全然めげない。へこたれない。その子の笑顔を思えばこそ。

総じて私は世の中で日の目を見ずに、意地悪で皮肉屋で、ちょっと可愛げのあるそんな男の子たちのために、正気を保ちながら狂気を演じ、私のように病院送りにされてしまうような危うさを持つそんな人々のために歌を歌いたい。

全国民諸君。そんな私に協力してくれたまえ。以上!