年末・投稿。

昨今、その当人が体験した事もない、退廃的文学が流行っているようで、当方としては少し閉口。
例えば、十円のチロルチョコを万引きしただけで施設行き。昼間から、公園で酔いどれていたら御用。有り得ない展開の連鎖。デカダンスを知らない、デカダンスに憧れる、デカダンス、なる雰囲気がして甚だ閉口也。。まだ、ミステリー作品を読んでいた方がリアリティーが溢れてもいて。

ブルジョワが描く、ルンペン、ホリエモンもどきが語る犯罪者に、何の悲哀を感じるのだろうか?
まあ来年度は、太宰の生誕百周年でもあり、彼の諸々なる作品が映画化もされ、当方の勝手なる予測としては、世相的に本年度の『蟹工船』ブームを超える、ダダイズム・ブームが起こると期待しているので、半睡なる日々を捲りながら、それを待つしかなし。

皆さん、良いお年を。

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