講談社が提供する、自分だけの電子書店を作れるサービス「じぶん書店」が、4月20日から事前登録の受付を始めた。

「じぶん書店」では、ネット上に自分だけの電子書店を設置し、講談社の発売する3万2000点の書籍の中から自由に本を選び、自分の感性でお奨めコメントなどを付けて販売することが出来る。自分の電子書店から本が売れると、売り上げの10%分をアフィリエイトとして「じぶん書店」サービス内の仮想通貨で受け取れる。この仮想通貨は書籍購入やサービス内の売場拡張に使うほか、他社サービスのポイントやマイルと交換することも出来ると言う。

この「じぶん書店」の開設にはメールアドレス、フェイスブックのアカウント、ツイッターのアカウントのいずれかが必要で、開設費用は無料である。サービスは5月15日に公開される予定で、事前に受け付けた一般ユーザーのほか、有名作家や漫画家、編集者による公式的な「じぶん書店」も展開されるという。出版社の縛りはあるものの、自分だけの書店を無料で持てるサービスは多くの人を惹きつけそうだ。人の数だけ様々な書店が生まれていくであろう「じぶん書店」にこれからも注目していきたい。

「じぶん書店」に関する詳細は下記サイトを詳細のこと。