本の街、神田神保町古書店街で、第57回東京名物神田古本まつりが10月28日から11月6日まで開催される。

世界屈指の本の街に、今年も祭りの季節がやって来た。有名な神田古本まつりも今年で57回目を数える。今回は約100店の出店と、約百万冊の本が集まり、神田神保町一帯に本が溢れる。まつりの主催は神田古書店連盟、共催は千代田区、そして後援は東京都と、まさに名前に含まれた「東京目物」の名に相応しい体制も整っている。また、開催期間にも秘密があり、毎年読書週間に収まるように合わせた開催期間となっているのだ。今年は10月27日から11月9日までが読書週間である。

主要な催しとして、100万冊の本が並ぶ大バーゲン「本の回廊」や、有力古書店による普段店頭では見られない本が並ぶ「特選古書即売展」、収益の一部が寄付される古本チャリティーオークションなどが催される。その他にも書籍にまつわる大小様々な催しが行われる。また、期間中の10月29日(土)・30日(日)には合わせて、一般書籍を対象にした神保町ブックフェスティバルが、11月5日(土)・6日(日)には神田カレーまつりが開催されるのでそちらも要チェックである。

第57回東京名物神田古本まつりは、10月28日から11月6日まで開催される。催しによって開催時間は異なるが、メインイベントの「本の回廊」は各日午前10時から午後19時まで、最終日は18時まで開催される。雨天の日は中止となる。詳しい情報は下記サイト等を参照の事。

27日までは池袋でも古本祭りが開催されている。