多彩な芸術活動を続けている唐十郎を扱った企画展「演劇人、詩人、文学者としての唐十郎展」が、明治大学和泉キャンパスの和泉図書館ギャラリーで9月30日から10月10日まで開催される。

演劇家であり、芥川賞を受賞した小説家であり、また詩人でもある唐十郎(本名:大靏 義英)。1960年代からゲリラ的活動やアングラ演劇の世界で名を上げ、その多彩な芸術的活動は今も多くの人の関心を集めている。2012年には母校でもある明治大学の客員教授に就任している。唐十郎は明治大学に貴重な資料を多く寄贈しており、明治大学文学部はそれらを「唐十郎アーカイヴ」として保管及び整理しているが、今回、それらのアーカイヴ資料に加え唐氏より貴重な資料を借り、唐十郎の創作活動全般を扱う企画展が行われる事となった。また、演劇集団「唐組」による公演などの連動企画も行われる。

企画展「演劇人、詩人、文学者としての唐十郎展」は、9月30日から10月10日まで明治大学和泉キャンパスの和泉図書館ギャラリーで行われる。ギャラリーへの入場は無料。開催時間は平日・土曜が午前9時から午後17時まで、日曜は午前10時から午後16時まで。最終日のみ午前9時から正午までとなっている。