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  • Juan.B 編集者 2016 年 5 月 24 日

    実際にどうなるか体感してみないと分からない事もあるが、内容に介入が無いなら特段反対はない

    ただ題名や他一部とはいえ、他の方々も色々内容と見比べて題名に何かの思いをこめて付けているとは思うが、自分の作品の場合もし「1988年の●●」なんてなったらジョークになってしまうなとも思う
    俗的な言葉と所謂「文学的」な言葉の境はどうなるだろうかとか
    付けたい題名を付けてきたので伏字とチキンレース?するつもりも無いけれど

    まずはどうなるか待って見る他無いか

    • 高橋文樹 管理者 2016 年 5 月 24 日

      コメントありがとうございます。Juanさんの『1988年の強姦』はほぼ確実に『1988年の●●』になってしまいますね。

      ただし、繰り返しますが、作品の個別ページ で伏せ時になることはありません。ようはここ↓は無事ということです。

      https://hametuha.com/novel/11709/

      「作者の作品リストページ」に関してはある程度自由にしようかと思っています。

      検閲自体は機械的に行われるので、たとえばTwitterでも指摘が遭ったのですが、たとえば最初は『カフェランチの恋人たち』というタイトルの作品が『カ●●●ンチの恋人たち』になってしまうかもしれません。有名ブロガーのやまもといちろう氏も自分の名前がソシャゲに使えない(やまもとい遅漏と判断される)と怒っていました。

      ここらへんは技術的に解決する方法があるので、労力に見合った効果が期待できるかどうかです。

      個人的には、伏せ字になったらなったで「なんだろう?」と思ってクリック率が上がったりするんじゃないかと期待しています。

  • 工藤 はじめ 投稿者 2016 年 5 月 24 日

    トップページの管理権限は管理人さんにあり、私は管理人ではないので、あくまでもひとつの意見として申し上げます。
    私の意見は聞いて頂かなくてもかまいません。

    ①検閲には反対。

    ②ただし、私は管理人ではないため、検閲をやめろという気はありません。

    ③検閲に反対の理由。
    私は文芸誌というのは、それが紙媒体にしろネット上にしろ、いろいろな価値観の人が集まる場所だと考えています。
    多様な文学観、多様な芸術観、それぞれの多様の正しいこと、良い小説は何かというそれぞれのもの。
    自分の文学観、価値観、等々と違うという理由で、
    もちろんそれを言論で批判するのは自由ですが(破滅派内や自分のツイッターなどの自分のスペースなどで)、
    それらが違うという理由で、消してしまおうというのは、どうなのだろうかと私は思いました。

    三島由紀夫がかつて、「本当に新しくていいものは人々を不快にする」といっていましたが、
    不快になる人がいるからあってはならないものではないと私は思います。
    太宰治も「おちんぽ」という用語は使っておりますし、
    石原慎太郎や村上春樹だって、人によっては卑猥だと思うようなフレーズを使った小説を書いています。
    村上龍さんだって、差別用語連発の小説書いてますし。
    伝統的に考えて、卑猥(作者がそう思うのではなく、破滅派編集部が思うもの)や差別用語というのは、
    文学の世界には存在するものでは? と思います。

    石原慎太郎の『真実の性教育』を読むと、「オチンチンとはいえてもオ○○コとなぜ言えないか」と書かれていますし、
    文豪はこれが卑猥だなんて思っていないのでしょう。
    フレーズだけに着目して、それが卑猥だとすることは短絡的であるように私は思いました。

    もちろんそういう卑猥(作者がそう思うのではなく、破滅派編集部が思うもの)や差別用語は、
    書き手はあくまでも芸術として書いているものであって、
    現に私も、そういう用語をまじめに書いていますし、
    破滅派の他の作家さんの検閲されるかもしれない作品を読みましたが、みんな真剣に書いているように思いました。

    私の小説はともかくとして、他の破滅派の作家さんの作品を検閲する必要はないように思いました。

    とはいっても、もう検閲の日にちを決まっていて、どうすることもできないので、何個が考えておくべき論点をあげておきます。

    論点(1)
    仮に検閲をするとしても、全てを黒塗りにするのではなく、「ち●●」という風に一文字くらいは残してもよいのではないかと思います。
     「ち●●」なら、ちくわかもしれないし、チーズかもしれないし、ちり紙かもしれないです。
    「ち」から始まる3文字の言葉というだけで、卑猥(作者はそう思っていないが、編集部がそう判断した)とは言い切れないと思います。

    論点(2)
    黒塗りにするのであれば、作者が意図的に黒塗りにしたのか、編集部が行ったのかがわからないため、
    編集部により検閲によって黒塗りになっているのが分かるようにする必要があると思います。

    論点(3)
    破滅派のトップページには、「真剣に卑猥や差別のフレーズを使っている作品も検閲されています。作者は卑猥だと思ってそのフレーズを使っていない作品も検閲されています」ということを明記する必要あり。

    論点(4)
    検閲がどんどん広がることにどうやって歯止めをかけるか? 
    最初は狭い範囲であってもクレームが来るたびに、
    ちくわだって卑猥だ、ちり紙だって卑猥だ、チーズだって考えかたによっては卑猥だ、というふうに広がる恐れもあります。
    だからこそ、ジャーナリストが言論抑圧に大反対するわけですが(同じ理由で私も反対ですが)、これをどう防ぐかです。
    高橋代表の『はつこいオブ・ザ・デッド』だって、
    デッドは死者や死を意味する、こんな作品と一緒に並びたくない(私は規制反対なのでそうは思いませんが)という意見がくるかもしれませんし、
    死を意味する言葉の隣にスポンサーは名前を載せたくないというクレームがくるかもしれません(これは私もそういう側面はあると思います)。
    じゃあ、クレームがくる度に検閲を増やしていくのか、ということになります。  
    当初予定した範囲を大きく超えて規制されるというのは現実でも起こっていて、
    例えば『kiss×sis』(講談社)という漫画は、近親相姦の内容を規制する条例の影響を受けて、
    近親相姦にはならない義理の兄弟姉妹の恋愛もだめだ、しかも肉体関係はないプラトニックな恋愛でもだめだ、というふうに規制されたのです。
    いったん、規制をすることに踏み出すと、どんどん規制されるといくことが起こりえるのです。
    現に、禁止ワードが定まっていない状態ですし。

    論点(5)
    差別をされた人がその経験に基づいて差別用語をタイトルや抜粋文に入れたのと、差別されていない人が差別をしようと思って差別用語を入れたのを同一視していいのか、という問題です。
    差別された人に差別用語をタイトルや抜粋文に使うなということは、
    差別されていることを主張するなと言っていることに等しいと思います。

    PS

    素朴な疑問としまして、

    素朴な疑問1
    山崎ナオコーラさんの『人のセックスを笑うな』は、本屋や図書館に堂々と置いてありますが、
    破滅派ではこれは検閲対象になるのですか?

    素朴な疑問2
    作者が自分で、「ち●●」というフレーズの入ったタイトルをつけて、これはちり紙です、と言い張った場合はどうなるのですか?

    素朴な疑問3
    私の作品を検閲することは構わないですが、
    まじめに書いている他の破滅派の作家さんのタイトルや抜粋文を検閲するのには反対です。
    今回の検閲が私があの作品を発表してからの措置のように思えるので、他の作家さんに迷惑をかけなくないです。
    (今のようなタイトルをつけている小説は今の小説しかないので、あと3週間もすれば、チ○○という言葉は消えうせ、知名度のない私の作品は忘れさられるような気もしますが)
    私のタイトルの検閲だけでは不十分なのか。

    素朴な疑問4
    検閲対象となるものは、電子書籍化は可能なのか、不可能なのかについて?

    • 高橋文樹 管理者 2016 年 5 月 24 日

      工藤さん、コメントありがとうございます。

      まず最初に、「表現の自由」に関しては最大限尊重するつもりですので、個別の記事タイトルが検閲されることはありません。
      https://hametuha.com/novel/15096/
      ↑ その意味で、このページは工藤さんが書いたとおりに表現されます。
      私は「文学的な観点から、個別の作品が一切検閲されないことで表現の自由は担保されている」と考えます。

      今回検閲対象とするのは、トップページや個別記事の関連ページなどの、「その作品が作品ページ以外で表示される場合」であり、私はこれらの「ナビゲーション」や「リスト」といったものは、作者のものだけではないと考えています。

      幾つかの作品郡をどのように並べ、提示するかは破滅派編集部が行うべきであり、その最大の受益者はユーザー(読者)です。破滅派がもっと高機能になれば、ユーザーがその表示を選べるようになるでしょう。

      実際に、トップページやアーカイブページで検閲を行おうが、Google検索やFacebookなどでの共有など、様々な方法でユーザーに作品を届けることは可能です。

      まずこの点をご理解ください。

      その上で、各論点について私も意見を述べさせていただきます。

      > 論点(1)
      > 仮に検閲をするとしても、全てを黒塗りにするのではなく、「ち●●」という風に一文字くらいは残してもよいのではないかと思います。

      検閲は機械的に行う予定で、編集部は「検閲対象語」のメンテナンスをやるのみです。いまのところ、残しても残さなくてもあまり変わらないような気がするので、全部伏せ時にします。

      > 論点(2)
      > 黒塗りにするのであれば、作者が意図的に黒塗りにしたのか、編集部が行ったのかがわからないため、
      > 編集部により検閲によって黒塗りになっているのが分かるようにする必要があると思います。

      確かに、検閲済みを示すなんらかのマークがあるのはいいアイデアですね。採用させていただきます。

      > 論点(3)
      > 破滅派のトップページには、「真剣に卑猥や差別のフレーズを使っている作品も検閲されています。作者は卑猥だと思ってそのフレーズを使っていない作品も検閲されています」ということを明記する必要あり。

      トップページに書くかどうかはさておき、どこかには検閲の主旨について説明するページを設けます。なお、他のほぼすべての投稿サイトで、このように検閲の主旨やルールを記載することはないため、破滅派はかなりオープンだということを申し添えておきます。

      > 論点(4)
      > 検閲がどんどん広がることにどうやって歯止めをかけるか?

      これは編集部で判断します。もしかしたら検閲自体をやめることもありえるかもしれません。検閲のルール自体に関わりたい場合は、破滅派編集部の会議に参加したりして、積極的に発信を行ってください。

      > 論点(5)
      > 差別をされた人がその経験に基づいて差別用語をタイトルや抜粋文に入れたのと、差別されていない人が差別をしようと思って差別用語を入れたのを同一視していいのか、という問題です。

      上述の通り、機械的に判断しますので、作者の思い入れについては判断できないでしょう。その場合、「差別されていることを主張するなと言っていることに等しい」といえばそうなのかもしれませんが、作品ページ単体では好きなように書くことができますので、それで担保できていると考えます。「破滅派がトップページに差別語を掲げないことで差別を助長している」という批判もありえるかもしれませんが、それは破滅派が朝日新聞ぐらい大きな存在になってから真面目に向きあおうかと思っています。

      > 素朴な疑問1
      > 山崎ナオコーラさんの『人のセックスを笑うな』は、本屋や図書館に堂々と置いてありますが、
      > 破滅派ではこれは検閲対象になるのですか?

      微妙なラインですが、「セックス」は最初に検閲対象として入れるかどうかはわかりません。現時点で「検閲すべき言葉リスト」が決まっているわけではないのです。1,000以上ある作品全部に目を通したわけではないので、どれぐらい影響が出るのかを判断しながら、言葉の強度を見ながら調整していきます。

      > 素朴な疑問2
      > 作者が自分で、「ち●●」というフレーズの入ったタイトルをつけて、これはちり紙です、と言い張った場合はどうなるのですか?

      そのまま表示されます。言い張るのは自由なので。

      > 素朴な疑問3
      > 私のタイトルの検閲だけでは不十分なのか。

      個別の作品を検閲するのは不公平だと判断し、機械的に一律検閲の上でルールを開示します。

      > 素朴な疑問4
      > 検閲対象となるものは、電子書籍化は可能なのか、不可能なのかについて?

      電子書籍化は可能ですが、破滅派での検閲に引っかかると、おそらく18禁カテゴリーに入れられてしまいます。いわゆる「オカズ」でない商品が18禁カテゴリーに入ってしまった場合、商売上はとても不利になります。検索などで見つけてもらえませんし、そもそも18禁カテゴリーを探す人は実利的な「ヌケる作品」を探しているので、そこで見つけた文芸作品には見向きもしません。(※破滅派は検閲ポリシーを開示しますが、Amazonは検閲ポリシーを開示していません)

      したがって、破滅派で電子書籍を出すことは可能ですが、18禁カテゴリーに入ることは確実視され、おそらくですが、売上は18禁でなかった場合に比べて下がります。その点、上で上げた『人のセックスを笑うな』はギリギリ良い線をついた秀逸なタイトルなのでしょう。

      ==========================

      頂いたご意見に対する私のお返事は大体上記の通りです。今回検閲を導入すると宣言したことでやや高圧的な印象を抱かせてしまったかもしれませんが、以下の点はぜひご理解ください。

      ・個別の作品ページは検閲の対象となりません。
      ・破滅派は検閲のルールを開示しますが、破滅派以外のほぼすべての投稿サイト、Amazon、AppleやGoogleのアプリストアなどでは検閲のルールを開示していません。
      ・破滅派はいまのところ無料で利用できていますが、それは株式会社破滅派として投資をしているからで、商売と無縁ではありません。商売上ゾーニングは必ず必要です。

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