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メラヌーチア探検譚

異世界の秘境を舞台に、大自然の脅威に翻弄される人間たちの姿を描いたルポルタージュ。

  1. 連載中 (最終更新: 2019 年 3 月 1 日 )
  2. 7 作品収録
  3. 11,678文字

Authors & Editors 執筆者・編集者

犀川鉄世

犀川鉄世 編集・執筆

奇蹄目サイ科の物書き。わたしの角には解熱作用があります。

How people say みんなの反応

Works 掲載作一覧

  1. 1

    序章 小説

    • 犀川鉄世
    • 3ヶ月前
    • 487文字

    ここに一葉の写真がある。   写真には不鮮明ながら、ラヌーチとおぼしき生き物の姿が収められている。両側を半裸の男性に支えられていることから、そのラヌーチは既に死んでいるか、きわめて弱った状態にあることが察せられ […]

  2. 2

    1 小説

    • 犀川鉄世
    • 3ヶ月前
    • 1,009文字

    我々は初めに、ムルーパの首都・ウーズでガイドを営むルヴェドを訪ねた。ルヴェドは我々の許に巨大なラヌーチの情報をしらせてくれた人物だ。   現地時間の正午すぎ、我々はウーズに到着した足でルヴェドの住居を訪ねたが、 […]

  3. 3

    2 小説

    • 犀川鉄世
    • 3ヶ月前
    • 1,752文字

    ムズに向かう道中、我々はあるトラブルに直面した。エメク川の支流であるアリグス川にかかる木橋が山賊たちによって占拠されたのだ。 山賊たちが対岸でキャンプを張っているため船で渡ることも叶わず、我々は桟橋まで川沿いを歩くことを […]

  4. 4

    3 小説

    • 犀川鉄世
    • 3ヶ月前
    • 1,290文字

    密林の中は暗く、何者ともしれないさまざまな鳴き声が断続的に響いていた。生命の宝庫といえば聞こえは良いが、それらの鳴き声は我々に対する警告のように感じられた。 大地は湿った落ち葉で厚く覆われ、まるで毛足の長い絨毯の上を歩い […]

  5. 5

    4 小説

    • 犀川鉄世
    • 2ヶ月前
    • 1,616文字

    沼地を越えたときには既に陽が沈みつつあったため、我々は附近に露営場所を求めた。 夜の密林は、大型の毒蟲や肉食獣が餌を探して這いまわるこの世の地獄だ。そのような状況で歩き続けることは自殺行為以外の何者でもなかった。 露営場 […]

  6. 6

    5 小説

    • 犀川鉄世
    • 1ヶ月前
    • 3,688文字

    朝が訪れた。沼地は依然として静まり返っていた。我々は濃い霧のなか無言で櫓を漕いだ。   しばらくして陸地にたどり着いたが、周囲の風景に見覚えはなかった。 道を誤ったことは明らかだったが、沼地を引き返そうと提案す […]

  7. 7

    6 小説

    • 犀川鉄世
    • 25日前
    • 1,126文字

    寝床を探して鬱蒼とした密林を歩いていると、やがて人によって踏み固められたと思しき小径に行きあたった。 小径は幾度か分岐しながら次第に大きくなり、しばらく進むと小さな集落にたどり着いた。集落は不気味なほどに静まり返り、生活 […]