ハートシェイプトボックス

テレビの小説講座を見て性的反応をしめす医師たち。
いっぽう僕はレモンみたいな酸っぱい月を夢見る。
売店にあるものを混ぜて密造酒を作ろう!
尚、この説明文は病人向けに修正されていません。

W・S・Bへの敬意をこめて。

全11回

  1. 連載中 (最終更新: 2019 年 6 月 24 日 )
  2. 10 作品収録
  3. 111,568文字

Authors & Editors 執筆者・編集者

多宇加世

多宇加世 編集・執筆

たうかよ、といいます。
エレキベースを弾いたり背伸びしたり。
好きな曜日は木曜日。えへへと笑う。
テーブルヤシが枯れ、アボカドの種が発芽する。
メール読みマウスがまだ家にいる。
中1の時、クラスで「元気玉」を唯一知らなかった。

How people say みんなの反応

Works 掲載作一覧

  1. 1

    ハートシェイプトボックス 第1回 小説

    • 多宇加世
    • 30日前
    • 17,479文字

    黄色い月
    酸っぱい黄色い粉
    僕はその粉を溶かして
    注射器で吸って腕の血管内に流し込んだら
    すごく気持ちいいだろうと思った
    酸っぱさが背筋を震わせるだろうと思った

  2. 2

    ハートシェイプトボックス 第2回 小説

    • 多宇加世
    • 28日前
    • 15,857文字

    開け放たれた共同夢であるベランダの共同夢サッシのすぐそばだったので、共同夢台風がついさっき通り過ぎたばかりで、まだわずかに蒸すような暑さがそこに残ったままなのを、肌で感じとっていた。「まずいですよ、共同血。ベランダじゃ御法度じゃないですか」

  3. 3

    ハートシェイプトボックス 第3回 小説

    • 多宇加世
    • 25日前
    • 9,881文字

    「世の中にあるものをなんでもかんでもよくないやり方で結びつけて得をしようとしてしまう人のことですよ」

  4. 4

    ハートシェイプトボックス 第4回 小説

    • 多宇加世
    • 23日前
    • 8,747文字

    「しーっ。『体温計はどこにさすのお嬢ちゃん』に叱られるぞ」

  5. 5

    ハートシェイプトボックス 第5回 小説

    • 多宇加世
    • 19日前
    • 6,966文字

    「私達がずっと愛し合うのは無理なんだ。
    いずれふとした拍子に、
    どちらかに向けられた言葉の軽々しい意味が通じなくなる」
    とかかな。彼女らしいよね。
    ああ、いいよねえ。

  6. 6

    ハートシェイプトボックス 第6回 小説

    • 多宇加世
    • 17日前
    • 8,917文字

    「以前、僕は幽霊が写り込んだ成人向けビデオを発見したことがあるんです。その頃、巷では既にいくつかの『霊が写った』と耳目を集めた成人向けビデオが出回っていましたが、僕の見つけたものはどうやら僕だけが見つけたもののようでした」

  7. 7

    ハートシェイプトボックス 第7回 小説

    • 多宇加世
    • 14日前
    • 7,552文字

    「僕らは存在しないけれど、君に勝手に同情される謂れはないよ。僕らは死者ですらないんだろう、本当は」

  8. 8

    ハートシェイプトボックス 第8回 小説

    • 多宇加世
    • 9日前
    • 6,328文字

    「あれあれ。泣いちゃった。変なのー。骨折してるくせに。あたし? あたしが悪いのー?」「あたしはねー、味のする棒が大好きなのよ。あんた達知らないでしょ、味のする棒だよ」

  9. 9

    ハートシェイプトボックス 第9回 小説

    • 多宇加世
    • 4日前 更新
    • 8,896文字

    回り続ける独楽を想像してもらえれば、動き続けることによって得る中心とブレのノイズについてわかりやすいかもしれない。だが、中心にいま、僕はいるのか?

  10. 10

    ハートシェイプトボックス 第10回 小説

    • 多宇加世
    • 2日前 New!
    • 8,224文字

    「ああそうだ。証人を呼ぶ前に、一つ尋ねます。この問診への返答は、効力を持ちます。あなたは昨日、誰かと接触しましたか?」