レクサスの轍

島田梟

466文字

朝の散歩で見た風景を取り急ぎ詩にしました。

君はレクサスで古紙回収をする年寄りを見たことがあるか?
君はレクサスで古紙回収をする年寄りを見たことがあるか?
そのジ様は颯爽とアパート前にご自慢の車を駐めて
悠然と新聞の袋を持っていった
トランクには同じ運命をたどった仲間がぎっしり
どうにか居場所を見つけてやってジ様はまた車上の人となる
その間わずか30秒
見事な手際だった
ジ様は独りきりのレクサス乗り?
それは考え違いというものだ
だって隣には愛するバ様がおったから
愛してなくたってバ様はいつも助手席にいる それくらいの権利はある
ブロロとエンジンふかして
今度はどこへ行く?
昔話のクリシェは使えない
ジ様とバ様がバディを組んだら話が進まん
単独行動が次の展開を呼び込むのだ
ナンバープレートの詳細については
もはや語るまい
なにわ・・・5・・・?
大阪・・・7・・・?
頭のフォグが邪魔をする
命拾いをしたジ様は 市の定めるところの再生資源回収日になると必ずや現れるだろう
止める者は さてプリウスか クラウンか
ドンと追突! でも痛くも痒くもない
今年の新聞がお尻を守ってくれるからね!
レクサスはいつまでも幸せに走りましたとさ

2021年10月13日公開

© 2021 島田梟

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