しがらみの枯れ草

中野恵

295文字

恋愛について歌った秋の詩。

枯れ草はなつかしさをたぐりよせる

 

 

絡み合った糸

かさりかさりと

草の糸がからまる

見えない頭がおもい

枯れ草を秋の日が撫でる

遠いあの日

同じこんなことが合った気がする

ぼんやりと窓を眺めていた少女

秋の葉が一枚色づいたことに

秋を感じ

秋の空気をいとおしみ

道端に落ちる

黄色の葉さえ

愛した

いとおしさは、秋の空に照りかえる

秋の空がすうっとすいこむ

そして空全体がありがとうと揺れる

ありがとう ありがとう

この金色の日を

金色の空気を

金色の金色が皮膚に花粉みたいに

まとう感覚を

もう一度

私は空を見上げる

ありがとう

この日も

まつげを伏せてた時も

2008年9月16日公開

© 2008 中野恵

読み終えたらレビューしてください

リストに追加する

リスト機能とは、気になる作品をまとめておける機能です。公開と非公開が選べますので、 短編集として公開したり、お気に入りのリストとしてこっそり楽しむこともできます。


リスト機能を利用するにはログインする必要があります。

あなたの反応

ログインすると、星の数によって冷酷な評価を突きつけることができます。

作品の知性

作品の完成度

作品の構成

作品から得た感情

作品を読んで

作者の印象


この作品にはまだレビューがありません。ぜひレビューを残してください。

破滅チャートとは

この機能は廃止予定です。

タグ

この投稿にはまだ誰もタグをつけていません。ぜひ最初のタグをつけてください!

タグをつける

タグ付け機能は会員限定です。ログインまたは新規登録をしてください。

作者がつけたタグ

恋愛 散歩 日常

"しがらみの枯れ草"へのコメント 0

コメントがありません。 寂しいので、ぜひコメントを残してください。

コメントを残してください

コメントをするにはユーザー登録をした上で ログインする必要があります。

作品に戻る