代わす仕事

山谷感人

215文字

六十年後期から七十年代まで、洋楽ロックには所謂、アンサーソングなるモノが流行っていた。現在の文芸にも、それは必要悪だと、思う。

僕は夜、酒を辞めると宣言する。

妻は夜、馬鹿らしいよと草臥れる。

酒がない、夜は僕は黙っている。

酒がある、夜は妻もはしゃいでいる。

呑まないと、常に僕は悩んでいる。

呑めないと、下戸の妻も悩んでいる。

 

一升を、鱈腹空けて泥酔す。

妻は云う、ほどほどだほどならば。

散らばった、空き瓶妻は片付けた。

僕は云う、明日も呑んで永遠と。

 

胃が叫び、今夜は僕も自粛する。

妻は云う、呑んでくれなきゃ夜が暗い。

2016年4月23日公開

© 2016 山谷感人

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