水深サボタージュ

狐塚月歩

221文字

我が心の眠るさきは、水底。いつしか身体はあなたへと還りつくのだろう。還りついたその先に安らぐ場所があるのなら・・・

ねえ呼吸器官に響くは嘆きの音色

陶酔するたびに我が心がおざなりになってゆく

垂直に落とされた振り子の錘が

十六夜を修飾してゆくから

戯言交じりであなたの虹彩へと

ところどころ斑になった血管は

まだ脈を打つ。未だかと問わても

私の身体が朽ちてあなたに還るまで

望月を抱える私爛漫と

下弦をなぞる指が目論むは平和でも

自動的に私は水底へ眠るだろう

意識を失うそのときになってから

異論を唱えることなく水底へ眠るだろう

 

 

2016年3月23日公開

© 2016 狐塚月歩

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