鵺(ヌエ)①「うなぎ」

三浦田 たろすけ

小説

492文字

風呂から上がって書きました。余り考えずに書きました。

山の奥から流れる川に足を浸ける男がおった。その男は、それは楽しそうにして、その川で遊んでおった。昼を過ぎて間もない時間であった。その男が向こう岸にこっちを覗く一団に気付いたとき、ちょうど足元に気配を感じた。それはうなぎだった。綺麗な水に透けて映るうなぎだった。その男はとっさに両手をその川に入れうなぎを必死に掴んだ。捕ったぞー!今日はかば焼きだ!と叫んで向こう岸にいる一団に目を向けて笑った。その一団の長のような男は、はぁ?という表情を見せてから なに?と聞き返したので男は、うなぎと嬉しそうに言った。また一団の長のような男は、なにを言ってるの?と冷めた顔で返してきたので今度は、はっきりとうなぎを捕まえたと両手を胸のところにやって言った。長のような男は、不快な表情であんた大丈夫?と聞いてきたので、両手を前に付きだしてそのうなぎを見せると、もう その両手にはうなぎは捕まれていなかった。それを見た一団は、ハハハハという笑い声を残して向こうへと消えていった。川に足を浸けた男は、あれーおかしいな?さっき確かにうなぎを掴んだんだけどなぁ、、一、二秒でも目を離すといつもこれだ、と一人嘆いた。

2021年8月1日公開

© 2021 三浦田 たろすけ

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