朝起きたらAIが全て解決していた

lantan2015

小説

841文字

新春初夢用の作品です。そうなったらいいなって。

朝起きたら、すべてAIが仕事していた。
コレクサに命じるだけですべてが動く。
工場も、トラックも、ロボットも。店舗も無人だ。ICカードで決済。
勝手にお金が振り込まれていく。「AI収入」とあった。その額40万円。ベーシックインカムであった。
人間はすべての労苦から解放され芸術、哲学、宗教、教育、スポーツに没頭した。

AI税、ロボット税、ロボット重量税、ロボット取引税のおかげで人間は特に単純作業の労苦から解放されたのだ。働きたい人だけが働けばいい、そういう世界になったのだ。専業主婦率は80%を超え、年金は支給開始年齢が60歳に戻り、幼稚園と高校は義務教育となり、大学の学部は中等教育に格下げしたうえで高等教育を担う大学院修士進学率は40%にも達した。博士課程進学率も20%に達した。

料理人は調理技術をAIが習得しているため無人レストランとなった。無人コンビニに無人スーパーとなった。もうブラック企業などと言う言葉はない。介護ロボットに看護ロボット。医療や福祉にもブラック職場は消えていった。そもそも就業しようがしまいが自由なのである。もちろん、農業ロボットも漁業ロボットも建設ロボットも居る。

AI社会は研究職や技術職の重要性も増した。なぜならAIを作るのは人間であるし、ロボットを作るのも人間、そしてロボットの法定点検を行うのも人間だからである。
「コレクサ、宇宙に連れて行って」
すると無人タクシーが噴射してどんどん上昇する。
本当に宇宙にまで到達した。

宇宙からみた地球はいつのまにか砂漠が徐々に消えていた。ロボットが緑化していたのである。

緑化する植物は非食用バイオマスである。エネルギー問題も人類は解決していた。非食用バイオマスから電気を起こし水素社会まで作り上げた。もう地球温暖化問題も消えていた。
「我、人類はすべての悲嘆と労苦をAIで無くしたり」
宇宙を見てなぜからんたは涙を流した。
地球の周りには自分と同じ宇宙船が。
人類は21世紀にとうとう理想郷を作ったのだ。
人類は進化したのであった。

2020年11月7日公開

© 2020 lantan2015

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