ハートシェイプトボックス 第7回

ハートシェイプトボックス(第7話)

多宇加世

小説

7,552文字

「僕らは存在しないけれど、君に勝手に同情される謂れはないよ。僕らは死者ですらないんだろう、本当は」

第七章

始まりと終わりのジンクス。ヤニ混じりのニードフル・シングス。

映像を使った啓蒙の嘘だったんだ、多分。ニューメイカー八〇〇〇〇〇ルーメンのマッチ棒。あっちとこっちを照らすと影はどこにできるの? 多分僕にはそこが見えないんだ、はじめから。いざ行かんとしたのは下位互換のアンドロイドばかりで、ラストのあたりでお決まりの包囲網で、身に纏った化学繊維はもうボロボロで……、そこで毛じらみがくしゃみして終わり……。

そんな俯瞰した街の映画――

夢見心地エンドロールはじっこにヒッチコックの影コックローチ。

最後の子供ももう死んでしまって、歌を唄うのは恥を知らぬ大人たちばかりで、足早はるか遠くに消え去ったわずかな甘味料、汁を吸った虫らの高笑いは出来高ノルマ制。先月あたりから今朝仮眠をとるまで、うしろめたい気持ちなくして避難所で待ち伏せ、やがてレンガ持って殴り合う純粋性ドッグタグ。

 

 「運搬可能のダンス」

 

「看護師さん。俺達、犬を飼いてんだ。みんなで相談したんだ、このあいだ。……だから今度の港に寄った時、犬を一匹、載せてくんねえか、今のうちに陸地に手配しておけば……、次に麻酔から覚めたころには……」

犬たちにとっては人間の食べ物の塩分は高すぎるそうです。人間も塩を取りすぎるとだめだそうですが、同じ哺乳類でもクジラは海水の塩辛さは平気です。摂取許容量や味覚は、体の大きさと関係しているのでしょうか。あ、ちょっとこの説は面白い。体の大きさと塩分摂取許容量の関係。ティキティキ。

「犬なんて、誰が欲しいの? あなたが一人で言ってるんじゃないんですか、Wさん」

作業療法士が輪投げや、刺繡道具、ラジカセなどの作業療法の道具を、しゃがんで押し込めば人が二人くらい入る業務用のエレベーターに押し込みながら問う

Wさん、途端にもじもじしだす。口が無駄にぱくぱく、エアーレーションの足りない金魚のように。Wさんは相手が看護師だと思っている。

「ほんとなんだ、ほんとなんだよう。みんなそう思ってるんだよう」

みんなほんとー?」

誰一人返事をしない。

「ほらあ、Wさん、嘘ついちゃだめー。それに港ってなんのことー?」

作業療法士は手を動かしながら、玉のような汗を額に浮かべて笑い、業務用エレベーターに鍵を指して作動させる。Wを擁護する者は誰もいない。むしろはっきりと、黙ってろ、と患者達の目がそう語っているのが分かる。

ここでいっておくが、看護師や介護士達は、麻酔ガスと寄港については患者に隠すことなく、ごく自然に口に出すのだが、このように作業療法士達だけはなぜだかその周知の事実を秘匿するのだ。これはなぜか。そうすることが治療の為になるからか? それとも作業療法の一環で、ここを船と認識させぬための今更の印象操作なのか?

だが、これはそういった単純な問題なだけでなく、看護師側とのコミュニケーションがとれていないことを示す、子供でも勘がよければ分かる、好例なのである。つまり――

つまり、常日頃から患者に対し何かを伝えるにあたり、どのくらいまで、あるいは何ならOKで、そして反対にどんなこと・それとも何が禁句とされているのかが、看護師と作業療法士の相互間の話し合いで明確になされておらず、きちんと体制化されていないことをよく表しているということなのである。きちんと体制化されていないということは、なんとまあ信頼それ自体を失わせ、反逆心をくすぐることだろう。ティキティキ。僕らのなかでこういうところを指摘する患者は少なくない。彼らの言葉を借りれば「偉ぶるばかりでちゃんちゃらおかしい」ってやつだ。

犬。患者用犬。犬がここにいたら、本当にどうなることだろう? 全体の五分の一の患者が興味を持てば万々歳なのではないかというのが僕の予測。患者は自分以外の患者にも関心がなかったりするけど、犬だとどうなんだろう。でもやはり五分の一、そしてそのうちの何割かは自分の個室に連れ込んで、何かで味つけをした自分の性器を舐めさせることに使うだろう。その男女比率は同じくらい? ティキティキ。案外人気を博し、予約表なるものが秘密裏に回されたり、犬がちょこちょこ廊下を歩いているのを見掛けただけで思い出し勃起して? 当院史上、一番の性病流行?

「看護師さん。ほら、ほら、俺達が眠らされる時の港だよ、港の時だよう」

W、いまだに相手を看護師だと思って話している。

Wさん具合悪そうだね先生に診てもらうー?」

作業療法士のこの一言で、このWは気の弱い患者だったから、ひと騒ぎはこれで収束した。療法士は体重かけてエレベーターのレバーを下ろし、ボタンを押して作動させた。

なかにはこれくらいのことでも興奮状態に陥って暴れるやつもいる。勿論療法士は相手を分かってて対応している。だから暴れるのはごくわずかな場合のみ。でも、元々あんまり、作業療法士に暴力を振るおうとする患者はいない。医者に襲い掛かるのは、その医療的行為、もっといえばその気に食わぬ態度に文句があるやつがほとんどで、それだとまあ、ついつい興奮してしまったんだなという感じで、しばらくベッドに縛られたり(ヨクセイという)するくらいなのだが、作業療法士って、ポジションとして医療現場の人間と一般の人間の中間点にいるような感じだから、それに対し暴力的になるということはタイセイカされた病院側からすると、なかなか看過できることではない。その際のペナルティは想像もつかぬものだと予測されるため、いつも誰も手を出さないのだ。医師たちと違って、療法士は偉ぶらないしね。けれども、どっぷりと医療現場に浸かってあぐらをかいている点ではもしかしたら医師たちと同等ともいえるけれどね。ティキティキ。

ティキティキ。マザーズ・ウェイの匂いの染み付いた毛並み。僕って犬が好きだな、多分。だけどやっぱりここには必要ない。患者用性的ペットという役目はこの世から一刻も早く消滅してもらいたいから。でも難しいんだろうな。あなたの住む町にも、必ず一人は性的な目的で犬か猫を飼っている人がいるんだ。愛玩用を兼ねる場合も勿論あるだろうが、上品な独り身の年寄りが家で何やってるかなんて、誰も知れないから。こういうのをやるのは大抵年寄りだと相場が決まっているんだ。昔は光沢が出るほどぱんぱんに膨れていた亀頭もクリトリスも、今やしわしわで硬くならなくなって、……ま、それは諸説あり、中年を経て年老いるとまたそれらはやがて若返ってぷっくらするともいうが、とにかく自分を舐めさせて喜んでるやつら、お前らは、脳梗塞下半身剥き出しで汚物の天使になってしまえ

だが、この場合にも問題があって、年寄り飼い主が死んだ後のことを考えるとやりきれなくなるよ。ペット達、年寄りの死体とともに家に閉じ込められ餓死。年寄りの腐肉を食う? そして保健所送り。責任って言葉を知らないやつがペットなど飼うな。ティキティキ。

 

ラジオ:「目覚めてからも夢の中で見つけた蜂の巣の、その駆除のことばかり考える人もいるらしいですが……」

 

ラジオの電源オフる。

僕は夜を選んでは、部屋で一人何かを書こうとしている。何を書こうとしているのか、僕にもはっきりとは分からない。そうやって一人閉じ込められているのを、目が上空から透視して監視。……いや、それは本当ではない。それはもう、妄想だったのだと自分にいいきかせなければならないと分かったではないか。学習――、と医師はそう言っていた。自分の病気の症状を知って(それこそが学習)、それを未然に抑えるのが本来の病気と向き合い方と医師は告げる。もちろん、薬に頼ってもいいですよと彼らは言う。反対に麻酔をなるべく使いたがらない医師もいるが、そうなるとくそったれカウンセリング、つまり催眠術を三時間も四時間も食らうことになる。マゾっ気のある患者や、体内時間を鍛えたい患者にとっては願ったり叶ったりでそれをすすんで受ける。体内時計云々というのは、部屋には時計がないので、日付をいつ跨いだのかも分からないから、カウンセリング終わりの「今日は三時間半でした」という言葉で、自分の体内時計と答え合わせをして、感覚を研ぎ澄ますのだ。ただ、それで体内時計が素晴らしい働きをするケースは珍しい。だからやっぱり、日付を跨いだのかどうかを僕らは知ることができない。タコ部屋大ホールのカレンダーが翌月に切り替わるのは、翌一日の朝、患者の一人が剥がした時だし。だからいつでもそうして深夜は、時間が止まった気がするものだ。僕らにとって夜半は、後頭部から首筋にかけて硬い角材を後ろから当て続けられてるような感覚がある。あるいは脳が頭蓋骨の中で立方体になってしまうというか。ぎこちない、夜っていうのはそういうものだからさ。煌々と照らされた室内にいて外は見えなくても、夜は存在すると知ってるからかもね。でもなんで僕ら、夜を知ってる? だんだんと、だんだんと僕らはその疑問に立ち向かう。とにかくカリカリカリカリ、パソコンが音を立てる以外、夜中、時は止まっているんだ。

時間の存在しない夜に身を置くと時間の存在する外側から何かに観察されている気配がするな。夜でも一秒たりとも忘れずに刻む時計を持った、こちらを伺い跳梁跋扈するものの気配。そいつから逃れるには、こちらは眠りに紛れるしかない。それって不公平さ。

もしかしたら病気が暴れるってのはこの跳梁跋扈するもののやってる行動に近い?

病気のために、夜の時間という名の健康・健全を欠如した僕らの内部を、体の外から誰かがいじくるいじくるいじくる。もしかしたらそれは医師の手によってではなく、もっと大きな存在の手で――。なんだか、ぶるっとくる話だね。

多くの診療行為は、身体に対する侵襲(ダメージ)を伴うが、通常、診療行為による利益は、侵襲の不利益を上回る。だが時にはさらにそれを上回るいじくる存在病気を世界の外側から好きなように操作し病人を作り出しいじくる存在

その存在に早く気付くべき? こんな夜のでたらめな妄想を記録する。セラピー犬とかなんとか言ってる場合じゃない!

僕はまだ気づいてない?

気付いたとして、僕は毎日、医師の回診を受けなくてもよくなる? 本当に?

僕は個室にいるよ、でも泣けないんだ。

週に一度、自分で取り換える白いシーツの端を噛んで、嗚咽漏らさぬようにして準備はできても、涙一つこぼれやしない。泣いたら僕は負けなんだ。泣くのは僕でなくやつらのほうだ。やつらって誰、病気? 医師? 他の患者? 多分どれも違う。でも病気を病気たらしめてるやつらがいる。そいつらにできないことをやるんだ。それは何?

それはきっと、僕らが知る、どこかで知ってる何か。何? 歓喜のダンス。ダンス? そう。一人で踊れる、なにもかもを響かせて身体を弾ませる、いくつもの嬉しかったことを呼び起こす残響。本当のダンスでなく、本当に本当のダンスのこと。過去のことでばかり笑ってちゃいけない。でも少なくともそれは僕のステップにはなる。そうやっていま現在のダンスになる。思い出ってこと? ううん、ちょっと違う。昔のことばかりで笑うようになったらいけない。いま現在の事でも笑えなきゃ、過去の事でだけ笑う人は、それはとても悲しい。でも、だから、ねえ、さあ今、ダンスを。僕らの持ち運び可能な喜びのダンスを。そんな、それこそそんなものを想像するだけで涙が出そうなのに、それでも出ない嗚咽たち。僕らの喜びのダンスを邪魔する操り人形の絡まった糸の影。血管や関節のエアポンプを詰まらせる者。

僕らはここで待っててもいいんだろうか?

それともこちらから手を固く握りしめ、向かっていくべき?

僕らの行きたいところで、それぞれ踊りたいダンスを。

僕らはどこかへ行くべきなの?

ここで満足してちゃいけないんだ。

でも、ここにいる大半の人はここで、ダンスも忘れて暮らしているよ……。僕はその人たちの助けにもなれない。だって僕の持っているダンスは僕だけの為のダンスで、僕の思い出と今現在のブレンドされた残響のステップは僕だけのもので、それをそっくりそのまま誰かに踊らせるわけにはいかないんだ。同じダンスはこの世に二つとないのだから。

だからダンスと病気って実は表裏一体なんだ。病人が一人一人、異なる症状を持つように。その人の病気。その人のダンス。どっかの誰か:「通常、診療行為による利益は、侵襲の不利益を上回ります」そんなことをいうのなら、だったら本当に助けてくれよ! 僕らにダンスを踊らせてくれよ。思い出させてくれよ! いまを笑わせてくれよ、泣かせてくれよ!

病気を上回るダンスを僕らは絶対踊ってみせるから――。

病気もなくなって、僕が病気と表裏一体のダンスをも忘れても構わないから。

僕はこれらに似た景色(部屋で一人、このように願う僕の姿。眠る前の僕の表情等)を昔から知っているような気がする

思考の裏側へ行き、一度は完璧に消え去り、だが再び現れた時、人はそれを記憶とともに幽霊と呼ぶ。

その幽霊と、僕の頭に、いつのまにか植え付けられていた妄想。

その妄想の景色が、僕に「前から知っている」といわせる。

幽霊は穴を作り出す。あるいは影を投影する。その影にあぶりだされて見えてくるもの、または穴のなかに見えてくるもの、それらに僕は一人、部屋で、廊下で、ホールで、道で、街で、恐怖するんじゃないのか。

僕は幽霊自体に恐怖するのでなく幽霊が僕の頭の裏側から産み出すものに恐怖するのだ。恐怖の妄想。僕は僕を罵る声と僕がこれまでしてきたはずのない残虐な行為を咎める僕を指さす人差し指の指摘の群れに恐怖する。加虐妄想と被虐妄想のブレンド具合抜群。

いってしまえば幽霊は見えないなぜなら幽霊は思考の裏側以外に行き場のない存在だから本来思考の表側にはいつも現実が居座るから幽霊がいたとしても気付かないし、気づけない、又は気にならない。だから幽霊が僕らをおびやかすことは普段はあまりないはずだ。

でも表側に居座る、僕のあなたの、みんながほとんど同じものを見ているはずの現実を、僕自身がうまく受け止められない時、現実へ、何かで亀裂が生じた時、現実が、薄まった時、白飛びした時、そんな時に影を作り出し、あるいは穴をあけ、幽霊がやってくる。僕がいつも苦しめられる妄想の存在はこういうことなのだ。こうやって仕組みを理解したって、僕は幽霊という存在、妄想という存在に愕然とする。手の施しようもない場にいる彼らの存在に、恐怖を感じる。

だけど、だから僕は踊ってやろうと思っている。いつも。

踊ってあげよう幽霊達とだって――。

僕の妄想ではもうすでに、年寄りたちに殺された犬達、猫達、人の味を知った彼らも加わり、ともにダンスを踊る景色が見える。ティキティキ。彼らの悲哀を考えても、涙は出なかった。僕が泣くには、そういう理由でも無理だってことだった。初めからわかっていたけれど。

 

僕は書く。時の止まる夜を選んで。

そのうちに、そのなかの犬の一匹と僕は電話をよくするようになったんだ。

何度か、僕は犬との電話の途中で大笑いしたことがある。多分、深夜。そのたび犬は呆れて、咳払いする。しばらく押し黙る。僕も息を喘ぎながらやっと黙る。そして犬が小さな声で毎回こう告げる、

「君はいっつも患者のなかにいて、隠れるように端にいて、みんなのこと今みたいに笑っているんだ。君はいつもそこに居続けている。一定の場所にいるね。僕がもし、そこにいたなら、すぐに僕は大勢のなかから君を見つけられるよ。なぜかって、君は全然隠れていないから。隠れているように自分が思っているだけで、本当は、丸見えなんだ。ぼくと君は違う。君と他の患者も違う。いや、一緒なのに、君は違うと思い込んで、本当にそうなりかけている。僕は死にたくなかった。君はどうなの。君は僕とダンスを踊ってくれるけど、それで本当に僕ら死んだ者たちが、存在することになるの? 僕は本当にいるの君が妄想で例えで勝手に作り出しただけなんじゃないの。それって僕らを、ううん、もっといえば僕らだけでなくって、君自身をも慰みものにして、君は快楽を感じているんじゃないの?」

エンジン音。電話の向こう、犬の背後をオートバイが走って行った。犬の声が一瞬かき消される。僕は受話器を耳に強く押し付ける。犬の発した言葉を聞き逃した気がしたから。だが、犬は息継ぎをし、軽い深呼吸をして黙った。僕は安心する。僕は犬の告げることの切実さに気付かない? あるいは、そんなことどうだっていいと心のすみで思っている? どちらも当たっていると思う。僕は犬のことなんてどうだっていいと思っているんだ。きっと。そしてそれが筒抜けなんだ。犬の声がまた聞こえてくる。僕はただ誰かの声を聞きたかっただけだったのかもしれないよ

「君の手の施しようもない裏側から、背後から、耳の後ろから、僕らの声がするんだろう? 勝手に僕らの声を君には手の施しようもないところでいつのまにか作り出していたからって、君に責任が全くないということは僕にはできないんだ。ダンスがどうだっていうんだい? 君が泣けないからって、一人でそんなふうに自分以外を、極論をいえば他人を、それこそ僕らみたいに、君の妄想のなかで餓死させて殺した僕たちまで、巻き込んでいるだけで、それでいいの? 僕らは存在しないけれど、存在しないなりに、君に勝手に同情される謂われはないよ。僕らは死者ですらないんだろう、本当は? 本当はもともとどこにも存在しないんだ。僕らは君に同情してあげるから、僕らをもう解放してくれよその君の幽霊たちの妄想ってやつからさ……」

犬の電話は切れる。こうして犬が一方的に話をする場合がある。あるいは僕が一方的に話をする場合がある。そして僕ら二人が互いに話をする場合がある。その時々で話す内容は違う。

だが多分、もう犬からは電話は来ない。僕も掛けないだろう。掛けられない。

僕だけが話す時、犬はたまに笑う。

そんな時、僕は小声でぽろんぽろんと台詞を諳んじる。耳をよくそばだてるために。笑い声をもっとよく聞くために。そして話し続ける。僕だけが話し続ける。僕の機能しない体内時計が日付を跨ぐころ、犬の笑い声は段々と小さくなり、幕の下がる時のような、無音のすーっという寝息が聞こえてくる。そして、とぼとぼと僕の台詞も眠りにつく最後に少し遅れて僕自身も眠りにつく。受話器を持っていた手はその軽く握った形のままに、誰かの手を包み、その感触が僕をほほえませる。

 

 

 

 

 

2019年6月12日公開

作品集『ハートシェイプトボックス』第7話 (全10話)

© 2019 多宇加世

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