日夏少年記 第4章 一目惚れ

少年記(第13話)

永夜 はまか

小説

551文字

主人公、日夏 轟と新の友人、田辺 菜穂子との出会い。

ある日、新はこう言った。
「まあ、実は俺にはもう1つ、夢があんねん。何やと思う? 」

僕が「え、何?」と聞き返すと、
「もうちょっと考えてから聞き返さんかい」
と彼は怒ってから、
「自分が1番好きな人の顔を見てから死にたいねん」と言った。

「こいつ、意外とロマンチストなんだな」
僕がそう思いながら彼の方をみながら笑っていると、彼は、照れて顔を真っ赤にしながら
「そんなに笑うなや」
とまた僕に怒った。いつもは僕に笑えと言っているくせに。
ていうかそんなに照れるなら言うなよ、と僕は思った。

 

そんな彼には仲のいい女友達がいた。
田辺 菜穂子である。
僕は彼女と偶然にも出会うことになった。

5月のはじめ、僕と彼で大学の周りを散歩していると、たまたま、彼女と出くわし、
「あ、晴立さん」
と彼女が彼に声を掛けた。

僕はその時、彼女と出会った。
そして僕は彼女に一目惚れしてしまった。
何処に惚れたのか自分でもよくわからなかった。
しかし、僕は彼女のことが頭から離れなかった。

「また会いたい」と思ってしまった僕は、彼に
「彼女とまた会えないかな」と相談した。
「お、一目惚れか、彼女可愛らしいもんなぁ‥‥」
彼はそう言っていつものように笑った。
しかし、僕には彼が、何処か悲しげに見えた。

2017年7月16日公開

作品集『少年記』第13話 (全14話)

© 2017 永夜 はまか

読み終えたらレビューしてください

リストに追加する

リスト機能とは、気になる作品をまとめておける機能です。公開と非公開が選べますので、 短編集として公開したり、お気に入りのリストとしてこっそり楽しむこともできます。


リスト機能を利用するにはログインする必要があります。

あなたの反応

ログインすると、星の数によって冷酷な評価を突きつけることができます。

作品の知性

作品の完成度

作品の構成

作品から得た感情

作品を読んで

作者の印象


この作品にはまだレビューがありません。ぜひレビューを残してください。

破滅チャートとは

この機能は廃止予定です。

タグ

この投稿にはまだ誰もタグをつけていません。ぜひ最初のタグをつけてください!

タグをつける

タグ付け機能は会員限定です。ログインまたは新規登録をしてください。

"日夏少年記 第4章 一目惚れ"へのコメント 0

コメントがありません。 寂しいので、ぜひコメントを残してください。

コメントを残してください

コメントをするにはユーザー登録をした上で ログインする必要があります。

作品に戻る