日夏少年記 第3章 新

少年記(第10話)

永夜 はまか

小説

303文字

これは主人公、日夏 轟の親友である、
晴立 新についての物語である。

大学生になってすぐに僕には友達が出来た。
晴立 新という男である。

彼は僕とは正反対の男だった。友達が少なかった僕に対し、彼には友達が沢山いた。神経質な僕に対し、彼はいつも能天気だった。
本当になんでこいつと友達になったのか、僕はさっぱりわからない。

僕と彼との共通点は、2人とも読書が好きで、将来は作家になりたいと思っていたことだけだった。

 

「俺は日本一の作家になるんや! 」
これが彼の口癖だった。

それを毎度苦笑いでみている僕に対して、
「もっと笑えやぁ、お前には笑顔が足りん、この無表情男め! 」と彼が言う。
これも彼の口癖だった。

そう言いながら、彼はいつもヘラヘラと笑っていた。

2017年7月10日公開

作品集『少年記』第10話 (全21話)

© 2017 永夜 はまか

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